2026年6月27日土曜日
土曜夜の歌声サロンラウム~ 26年6月13日のご報告~ 神田陽子

  『梅雨入り』して初の土曜歌声ですが、この日のお天気は『暑い💦』と感じる夏日🌞 けれど季節感を味わっていただくために、ファーストソングに選んだのは「あめふりくまのこ」 歌詞が全部ひらがなで書いてある童謡で、可愛い『くまのこ』の出てくるなんともほのぼのとした雰囲気の歌です。 昨今の熊事情を思うと、こんな呑気な歌は顰蹙(ひんしゅく)ものかも知れませんが、そこはメルヘンの世界のこととお許し願います🧸


 リクエストは「夏休み」 吉田拓郎の1971年の楽曲ですが、ライブ・アルバム『よしだたくろうオン・ステージ ともだち』で初めて発表され、1989年に8cmCDでシングルカットされています。 幼少期を過ごした鹿児島・広島での『夏休みの絵日記』だと本人が語っていますが、『麦わら帽子』『たんぼの蛙』『花火』『西瓜』『水まき』… 古き良き時代の懐かしい風物がてんこ盛りの歌です👒🐸🎆🍉

 「手紙〜拝啓十五の君へ〜」 アンジェラ・アキの楽曲で、『NHK全国音楽コンクール(Nコン)』の中学生の部の課題曲になりました。
 15歳の『僕』から未来の自分に悩みを打ち明ける手紙と、大人になった自分から15歳の『僕』へ『恐れずに夢を育てて…』とエールを贈る往復書簡の形を取っています。
 『いつの時代も悲しみを 避けては通れないけれど 笑顔を見せて 今を生きていこう…』のフレーズは、全世代の心に響くメッセージだと思います。

 「カナダからの手紙」 『手紙』が続きますが、こちらは独り旅の失恋ソングです💔  作曲も担っている平尾昌晃が、自身が主宰するミュージック・スクールの生徒の中からオーディションで選ばれた畑中葉子と歌っています。 デュエット曲なので主旋律が交互に変わり、迷いながら歌っていますσ(^_^;)

 本日お初参加のお客様から「港町十三番地」 1957年発売の美空ひばりのシングルで、ひばりの故郷の横浜市と隣の川崎市が舞台になっているそうです。
明るい曲調のマドロス(オランダ語で船乗り)曲で、ひばり自身もお気に入りだったみたいです。 『銀杏並木の敷石道』は横浜の『山下公園』、『マドロス酒場』は『馬車道』あたりの酒場がイメージされたものだと言われています

 「この広い野原いっぱい」 当歌声サロンでも人気の高い1曲で、森山良子の作曲 歌唱でヒットしたフォークソングの代表曲です。 『野原いっぱい咲く花』や『夜空いっぱいの星』をあなたに捧げる代わりに、『手紙を書いて…』と乙女チックなフレーズが明るいバラードで歌われています♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪   

 「桜んぼの実る頃」 1866年(日本は幕末)に発表されたフランスの代表的なシャンソンで、元はサクランボの実る頃の儚い恋と失恋の歌だったようです。
それが、1871年、パリで労働者たちの革命が起きてパリ・コミューンが樹立された際、サクランボの籠を携えて現れた看護師ルイーズが危険を顧みず負傷者の手当にあたり、自らも戦闘の犠牲者になってしまう… そんな悲しい出来事と、コミューンへの弾圧、虐殺が行われた『血の一週間』を悼む曲へと意味合いが変わっていきます。
 日本では、アニメ映画『紅の豚』の挿入歌として用いられ、加藤登紀子が原語で歌っていますが、日本語歌詞バージョンもあります。
 525歌集の歌詞は くどうべん氏のもので、加藤登紀子のものとは若干違いますが、コンセプトは『恋の歌』で共通しています。

 シング・アウト「涙をこえて」 小椋佳「しおさいの詩」 岡本真夜「TOMORROW 」の3曲を続けて歌いました。 「涙を…」と「しおさいの…」は、昭和の名曲と言えるでしょう。  「TOMORROW 」は1995年リリースの曲で、この年に起きた『阪神淡路大震災』の被災者の多くが、どんなにかこの曲に励まされ、力をもらったことでしょう。

 「小雨降る径」 当サロンでも度々リクエストされる人気曲です。
 コンチネンタル・タンゴの名曲で、華麗なピアノアレンジが情熱的かつ美しく曲を彩ります。

 「かなわぬ恋」 『かなわぬ…』と言いながら陽気な曲調で歌われています。 『ホラヒ ホラホ…』や『ホラヒアホ』といった合いの手(囃子詞)が入って楽しい気分になりますが、歌詞の内容は恋に敗れた若者の失恋を綴っていて、やはり『かなわぬ恋』の歌なんですね。

 100歌集から「My  Way」 この曲を知らない人はたぶんいないのでは? と思われるスタンダード・ナンバーの代表と言って良いでしょう。 原曲は1967年のクロード・フランソワのフランス語の歌「Comme d’habitude(コム・ダビチュード)」で、ポール・アンカが英語の歌詞を書き、1969年にフランク・シナトラの歌唱でリリースされました。
 その後、エルヴィス・プレスリーはじめ、名だたるアーティストによってカヴァーされてきました。 日本語の歌詞はラウム歌集に載っている岩谷時子バージョンや、布施明が歌った『今 船出が近づく この時に…』の中島潤バージョンがよく知られています。 英語の歌い出し『And now the end is near…(今、人生の終わりが近づいている…)』 高齢者の仲間入りをして久しい私も身につまされるフレーズですσ^_^;     多くの出来事を経験して、後悔もあったとしても、いつも『I did it my way(自分のやり方でやったんだ)』と言える人生を送れたら、と思いますね( ◠‿◠ )

 ここで前半終了です。 いつものように差し入れをいただきながら、モグモグタイムを楽しみました(๑>◡<๑)

 後半は洋楽歌集100からの紹介曲でリスタート。 この日 Mr.Mが選んだ曲は「Moonlight Serenade 」 1939年にトロンボーン奏者のグレン・ミラーによって作曲されたスウィング・ジャズの名曲で、グレン・ミラー楽団のテーマ曲としてインストゥルメンタルで演奏されていました。 後にミッチェル・パリッシュによって美しい歌詞が付けられ、フランク・シナトラや多くのアーティストにムーディーに歌われてきました。 日本語では『月の光の小夜曲』と訳せますが、やはり『ムーンライト・セレナーデ』と呼び表すのが一番しっくりきますね。 甘いメロディに酔いながらロマンティックな気分に浸れます(๑˃̵ᴗ˂̵)♡♡♡

 リクエストは、ジュリーこと沢田研二の「時の過ぎゆくままに」
 どこか退廃的なムードのこの曲は、男の色気を感じさせるジュリーの最大のヒット曲になりました。 サビの『時の過ぎゆくままに…』のメロディは秀逸で、特に『ままに…』を強調するように歌っているところが印象的です。

 100歌集より「Love Me Tender」 1956年にエルヴィス・プレスリーが発表した楽曲ですが、原曲はアメリカ大衆歌謡の「Aura Lee(オーラ・リー)」です。
プレスリー初主演映画『やさしく愛して』の主題歌として作られましたが、『エド・サリヴァン・ショー』で初めて披露したとたん、RCAレコードには100万枚のオーダーが殺到したと云う逸話があります。
 スローテンポで甘く、優しく歌うエルヴィスに、当時の乙女たちはノックアウトされたのでしょうね(*≧∀≦*)

 山本コウタローとウィークエンドの「岬めぐり」 山口百恵「横須賀ストーリー」 中村晃子「虹色の湖」 ペギー葉山「ラ・ノヴィア」の4曲を続けて歌いました。 「岬…」は年間を通して人気のある曲で、この曲がリリースされた1974年に修学旅行に行った私は、バスの中で大合唱した覚えがあります٩( ᐛ )و🎵
「横須賀…」と「虹色の…」は、時代こそ少し違いますが、山口百恵と中村晃子はどちらも『可愛い』と言うよりは、『カッコいい』アイドル歌手という共通点がありますね。 「ラ・ノヴィア」はスペイン語およびイタリア語で『花嫁』を意味する言葉です。 1958年にチリの音楽家ホアキン・プリエートが作詞・作曲し、世界的に大ヒットした歌曲です。 日本ではあらかわひろし氏の訳詞で、ペギー葉山が1962年にカヴァーし、賛美歌のような敬虔なムードで人気を誘いました。

 100歌集より「Singin’ in the Rain(雨に唄えば)」 1952年公開のアメリカの同名ミュージカル映画の主題歌で、主演のジーン・ケリーが土砂降りの雨の中、タップダンスを踊りながらこの曲を歌うシーンは、ミュージカル映画史上最高傑作との呼び声の評価を受けています☔️      傘を片手に見事なタップダンスを披露する姿には、幸せでたまらない様子が溢れていましたね(*≧∀≦*)  『Just singin’ in the rain…(ただ雨の中で歌ってるんだ)』『What a glorious feeling…(なんて素晴らしい気分なんだ)』 歌っているとそんなhappyな気分になれる1曲です。

 和田アキ子「あの鐘を鳴らすのはあなた」 太田裕美「木綿のハンカチーフ」 昭和の名曲を2曲続けて歌いました。 どちらもとても人気があるので度々リクエストされてきました。 「あの鐘を…」は、作詞 阿久悠、作曲 森田公一が担っていますが、歌詞は『人生』を語り口に、『時代』と『孤独』をテーマに書かれたそうです。 その深遠なテーマを存分に生かした美しい旋律が盛り上げています。  「木綿の…」は恋人どうし(だった)男女の掛け合いですれ違っていく気持ちを伝え合う… これも失恋ソングの傑作と言って良いでしょう。

 「丘は花ざかり」 作詞 西條八十、作曲 服部良一の1952年(昭和27年)公開の同名映画の主題歌で、藤山一郎が伸びやかな声で歌いヒットしました。 映画は石坂洋次郎原作で、若い女性たちの恋愛模様や心理、自立をテーマにした青春群像劇です。 明るい曲調のこの曲は、葛藤しながらも未来への展望を夢見る女性たちの希望を感じさせます。

 「いいじゃないの幸せならば」  作詞 岩谷時子、作曲 いずみたく、歌唱 佐良直美 の楽曲で、1969年の『第11回日本レコード大賞』で大賞を受賞しています。 ラストフレーズの『いいじゃないの 幸せならば…』がそのままタイトルになっていて、ここのメロディはキャッチーで耳に心地よく残ります。 
『つめたい女だ』『わるい女だ』『浮気な女だ』と人に言われても、『いいじゃないの 今が良けりゃ…』『いいじゃないの 楽しければ…』と開き直っているようなフレーズが続き、最後に『いいじゃないの 幸せならば…』と言い切る… これほど刹那的になれるなんて、むしろ潔ささえ感じられますね。 この曲の発表された昭和44年当時の倫理観からするとかなり斬新な歌詞だったのではないでしょうか? 今で言うジェンダーレス風 佐良直美の落ち着いたトーンの声も、この曲の退廃的なムードを高めるのに一役買っていました。

 ラストリクエストは「君恋し」 低音の魅力 フランク永井の持ち歌だと思っていましたが、この曲のオリジナルは、1922年(大正11年)頃に佐々紅華によって作曲されました。 その後1928年(昭和3年)に時雨音羽が歌詞を付け、二村定一が歌い大ヒットしたそうです。 1961年(昭和36年)にフランク永井がカヴァーしてブームが再燃し、この年の『日本レコード大賞』を受賞しました。
 「いいじゃないの…」と「君恋し」 奇しくもレコード大賞受賞曲が2曲続いた珍しいシーンでした( ◠‿◠ )

 本日のラストソングのMr.Mの選曲は、日本語版「愛の讃歌」
 ドラマティックかつ情熱的に歌い上げてお開きとなりました。
ヾ(@⌒ー⌒@)ノ🎶 

 次回は6月27日です。 これを書いている間に、震度6強の地震が青森地方を襲い、その上ダブル台風まで襲来していると云う、天変地異のオンパレードに見舞われています(迷惑なことこの上無い…f^_^;)
  開催予定時刻には大雨のピークも過ぎていそうですが… 皆さま、
くれぐれも安全第一を念頭に、ご参加頂きたいと思っています。

                                                    神田陽子



 
2026年6月23日火曜日
ラウム通信vol.130 7月~8月のスケジュールです


 



 
2026年6月12日金曜日
土曜夜の歌声サロンラウム~ 26年5月23日のご報告~ 神田陽子

  『風薫る五月』を楽しむ間もなく、真夏日や台風の襲来… ここ近年の異常気象には慣れたつもりでいても、その上をいく異常ぶりに、いったいこの先はどうなるのか?… と憂えてみてもせんないこと。今現在の楽しみを享受できることに感謝して、この日も様々な曲を歌いました♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪


 ファーストソングは「小さな世界」 ディズニーのアトラクション『IT’S A SMALL WORLD 』のテーマ曲です。 『世界はせまい 世界はおなじ 世界はまるい ただひとつ…』と歌ってはいても、現実世界ではいまだ戦争は終わらず、日々悲しいニュースが流れています。 『みんな輪になり 手を繫ごう…』『みんなそれぞれ 助け合おう…』 幼稚園で習うようなことをどうしてできないのでしょう?
 間もなく始まるサッカーのワールドカップで、また世界は1つになれることを願いたいですね⚽️

 リクエストは「恋はみずいろ L’amour  Est  Bleu 」 1967年にヨーロッパの『ユーロビジョン・ソング・コンテスト』で、ヴィッキー・レアンドロスの歌唱で4位入賞。 翌年、ポール・モーリアがインストゥルメンタルにアレンジし、全米で爆発的にヒットしました。 日本語の歌詞は 漣 健児(さざなみ けんじ)が書いていますが、この人は外国曲の訳詞を数多く手掛けていてその数は400を超えるそうです。 『恋は 水色 空と 海の色…』 とてもシンプルですが、メロディによく合って歌いやすい歌詞です

 西田敏行「もしもピアノが弾けたなら」 長渕剛「乾杯」 中島みゆき「時代」 石原裕次郎「北の旅人」 松任谷由実「やさしさに包まれたなら」の5曲を続けて歌いました。 「もしも…」「時代」「やさしさに…」の3曲は、本当によくリクエストされる上位曲です。
「乾杯」「北の…」もコアなファンがいらして度々出されます。 それぞれの曲にはそれをリクエストされた方々のいろんな想いがあるのでしょうね( ◠‿◠ )

 本日お初参加のお客様から「会いたい」 335歌集の一番初めに載っている曲で、何年かぶりのリクエストでした。 1990年リリースの沢田知可子の8枚目のシングルですが、アルバム『I miss you』からシングルカットされた曲で、ミリオンセラーを記録する大ヒットとなりました。 作詞は沢 ちひろ、作曲は財津和夫です。 死んでしまった恋人を想う架空のエピソードが綴られていますが、沢 ちひろと沢田知可子のそれぞれの大切な人との死別も関わっているようです。 
全編に悲しみが満ちていますが、『声をかける人を つい見つめる 彼があなただったら あなただったなら…』のフレーズには特に切なさを感じます😭

 「手のひらのうた」 私はこの歌をラウムで知りましたが、うたごえ喫茶では古くから歌われてきた労働歌で、坂本九ちゃんも歌っています。 人生には辛い時、苦しい時、悲しい時もあるでしょう。 そんな時に『話してみようよ 語りあおうよ つもりつもった 胸のうちを…』と語りかけてくれる、心温まる曲です。 近ごろ話題になった『AIに相談する』 今風と言ってしまえばそれまででしょうが、この歌をそんな若者たちにも聴いて欲しいと思ってしまいます。

 「お菓子と娘」 作詞 西條八十、作曲 橋本国彦 の1928年(昭和3年)に作られた日本の歌曲で、合唱曲としても広く歌われています。 ラウムのクラシク歌集『70』にも収められている品の良い曲です。 西條八十がパリ留学中に見聞した光景が織り込まれています。 若いパリジェンヌが街中でエクレール(エクレア)を『腰もかけずに むしゃむしゃと 食べて口拭く…』なんてことは、当時の日本の女性からすれば『はしたない』ことこの上無かったのでしょうね。
『ラマルチーヌの銅像の…』とある、『ラマルチーヌ』とは、19世紀のフランスロマン派の代表的な詩人 アルフォンス・ド・ラマルティーヌのことで、西條八十が留学していた当時はブロンズの座像があったのですが、現在は石の立像になっているそうです。 
 私がこの曲で最も好きなフレーズは『ボンジュール』 巴里のエスプリを感じます(๑>◡<๑)

 次のリクエスト者はいつもご夫婦で参加のダンナ様。『今日は家内の誕生日なんで…』と、ちょっぴり照れながら愛妻家ぶりを披露されたので、急遽全員で「Happy  Birthday to You …」を歌ってお祝いしました🎂 そしてリクエストは「陽気に生きようこの人生をさ」 この曲の作詞 作曲の宮沢勝之氏は今でもコンサート活動やSNSを通して、『愛と平和』のメッセージを届け続けているシンガー・ソング・ライターです。 この歌はタイトル通りとても明るく、陽気な人生の応援歌です。 『夢が夢があるから うたおうじゃないか…』のところは、メロディにのって思わず踊り出したくなるような素敵なフレーズです。   『歌声サロン』の主旨にもピッタリですね♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

 その奥様からは、『悲しいことがおありだったので…』と、先日愛妻を亡くした中村雅俊氏の気持ちに寄り添うようにリクエストされた「ふれあい」 とても辛い中『俺たちの旅』コンサートツアーには、仲間と共に参加されるようです。 この歌は青春ドラマから生まれたのですが、AI世代にも是非聴いて欲しい1曲です。

 『さっき「恋はみずいろ」が出たので…』とリクエストされたのは「水色の恋」(笑)    思わず『まりちゃんですね』と返してしまいましたが、『白雪姫』だった頃の天地真理の1971年(昭和46年)のデビューシングルです。 可愛らしい容姿と伸びやかな歌声で当時の男子をメロメロにしていましたね(*^_^*)      アイドルもいける(笑)、歌のレンジの広いリクエスト者のリードで。

 童謡「おかあさん」 小さい頃に誰もが歌ったことでしょう。『おかあさん…』と呼びかける子ども。『なあに…』と応える母親。 この歌の歌詞はこの『なあに』以外は全部子どものセリフです。 
 『おかあさんて いいにおい…』 歌いながらそれぞれのお母さんの匂いを思い出されていたのではないでしょうか? 私の母はお洒落な人だったので『お化粧品のにおい』かも? 香(かぐわ)しく漂うような中田喜直の旋律も秀逸です。

 「Danny  Boy」 前回から取り入れた洋楽の100歌集からのリクエストです。 アイルランド民謡の「ロンドンデリーエアー」の旋律に、イングランドの弁護士、フレデリック・ウェザリーが歌詞を付けて作られました。 美しいメロディは誰にも親しみやすく、広く歌われてきましたが、英語の歌詞は、女性が男性(Danny)に別れを告げているように思われますが、広義では戦地に赴く息子や孫を送り出す、と云う解釈もできるようです。 リクエスト者の巧みな英語のリードで歌いました。

 ここで前半終了です。 この日もたくさんの差し入れを頂きながらしばし歓談の時を(^∇^)

 後半は、100歌集から「As time goes by」でリスタート。 選曲した中から順に紹介していくことになり、この曲が最初になりました。
歌詞も全て頭に入っているMr.Mのリードで。 この曲は、1931年にハーマン・フップフェルドがブロードウェイ・ミュージカル『エブリバディズ・ウェルカム(Everybody’s Welcome)』のために作詞・作曲したもので、この劇中では、フランシス・ウィリアムズが歌っていました。 
 この曲が広く知られるようになったのは、1942年制作のハンフリー・ボガードとイングリッド・バーグマン主演の映画『カサブランカ』のテーマ曲として採用されたことによるものでした。 劇中ではサムという名のピアノ弾きが歌いながら演奏していますが、甘いメロディはロマンティックな雰囲気をいやが上にも高めています。 『時が過ぎても』変わらぬ愛を歌っています💕

 リクエストは同じく100歌集より「Amazing Grace」 525歌集にも収録されていますので皆さんよくご存知ですが、この日は英語の歌詞のみで歌いました。 敬虔な気持ちにさせてくれる荘厳な曲です。

 「悲しき天使」 原曲はロシアの「ダローガイ・ドリーンナィユ(長い道を)」と云う曲ですが、1968年にポール・マッカートニーが、18歳のフォーク歌手メリー・ホプキンをプロデュースして「Those were the days」として発表し、世界中で大ヒットしました。 『あの頃が懐かしい』と青春時代を思い出している内容です。 日本語の歌詞は「恋はみずいろ」と同じ漣 健児が書いていますが、『悲しき…』は当時好まれた表現で、そこから「悲しき天使」と云うタイトルになったようです。 どこかフォークロア調のメロディがとても素敵で、個人的には100歌集にこれの英語歌詞が入っていたら、と思ってしまいます。

 「メモリーグラス」 これも久しぶりにリクエストされました。1981年リリースの堀江 淳のデビューシングルです。 作詞 作曲も本人が手掛けていますが、今で言うジェンダーレス的な高音ボイスも人気の一因になりましたね。 歌謡曲っぽい曲調ですが、サビの『ゆらり揺らめいて そうよあたしは ダンシングドール…』のところは、曲の流れに乗って揺らめいている様に感じられます。 

 梅沢富美男「夢芝居」 NHK合唱コンクールの課題曲でもあった「気球にのってどこまでも」 サザンオールスターズ「TSUNAMI」 チェッカーズ「涙のリクエスト」を続けて歌いました。 「気球に…」以外は335歌集からのリクエストでしたが、この歌集を取り入れてちょうど10年になり、収録曲も定着してきたことは嬉しい限りです( ◠‿◠ )

 「The Rose」 100歌集の曲はほとんど洋楽番長のMr.Mが担ってくれますが、私の担当曲もあり、この曲もその1つです。 『本邦初公開です…』と言ったものの、初めて歌うのでちょっぴりドキドキ💓  
 ピアノのシンプルなイントロからゆったりとした曲調で歌われるこの曲は、同名映画の主題歌で、主演のベット・ミドラーが歌いました。 
 『Some say love, it is a …』のフレーズが何度も繰り返し出てきますが、『love(愛)』についてのいろんな解釈を淡々と歌います。 シンプルですが心の琴線に触れる、ひたすらに美しいメロディが徐々に力強くメッセージを伝えていきます。 最後の歌詞が特に印象的なので載せておきます。

  Just remember in the winter  Far beneath the bitter snows  Lies the seed that with the sun’s love  In the spring becomes the rose
      (冬には冷たい雪の下に埋もれている種も、春には太陽の愛を受けて美しいバラの花になることを ただ思い出して)

 映画『The Rose』は、伝説のロック・シンガー、ジャニス・ジョプリンをモデルにした歌手ローズの壮絶な生き様を描いたもので、主題歌はまるで『賛美歌のようだ』と、最初はロックにそぐわないと反対されたようですが、穏やかな曲調の中にさまざまな『love』を通して人生の道標を示しています。

 同じく100歌集から「Over the rainbow」 邦題は「虹の彼方に」でお馴染みの、1939年のミュージカル映画『オズの魔法使い』の主題歌で、ジュディ・ガーランドが歌い、アカデミー歌曲賞を受賞しています。 
 『Somewhere over the rainbow …』とメロディアスに歌い始め、『Someday,  I’ll wish upon a star…』からは語るように、ジュディ演ずるドロシーが可愛らしく歌っています。 

 「めだかの兄妹」 珍しいリクエストでした。 1982年の『欽ちゃんのどこまでやるの!(欽どこ)』のエンディングで、出演者の3姉妹『わらべ』によって歌われ、たちまち話題を呼びました。 ほのぼのとした曲調で、ワルツの拍子に合わせて踊る振りも可愛らしくて『新童謡』と呼ばれたそうです。 尚、この曲の編曲は世界の坂本龍一が担当していて、この種の曲のアレンジは初めての坂本 本人は、1週間悩んだと云うエピソードがあります。

 「UFO」 『初めて弾くかも…』と、ピアニストがつぶやきましたが、確かにお初リクエストだったかも? ピンクレディーの6枚目のシングルで、1977年12月にリリースされ、 彼女たちの最大のヒット作品になっています。 作詞 阿久悠、作曲 都倉俊一で、都倉はこの曲で初めてシンセサイザーを使って制作したそうです。 斬新な振り付けも大ヒットに一役買い、1978年の第20回日本レコード大賞を受賞しました。 初めて(たぶん)の曲でしたが皆さんよくご存知で、ピアノアレンジも大胆に演奏され大喝采でした🛸

 「若草の髪飾り」 1973年リリースのチェリッシュの5枚目のシングルで、「UFO」と同じ阿久悠の作詞です。 サビは『ほんの普段着の ウエディングドレス…』と歌われているので、ひと頃結婚式の定番ソングでした。 チェリッシュには、他にも「てんとう虫のサンバ」などウエディングにぴったりな曲が多くあります💒

 「私の子どもたちへ」 岐阜県出身のフォークシンガー 笠木 透の作詞・作曲で、本人はもとより本田路津子等 多くのアーティストにカヴァーされています。 子どもたちに残してやりたい自然を父親の視点から歌っていますが、大切なものは『お金』『名誉』『出世』などでは無く、『空』『山』『川』『土』といった 自然にそこに在る物だと、静かに優しく教えてくれる歌です。 今 世界中で起こっている異常気象は、人間がこれまで自然に対してやってきたことへのしっぺ返しに思えてなりません。 歌詞にあるように『目をとじて』じっくり自然について考える時は…今です! 

 ラストリクエストは「喜びの歌」 日本ではなぜか年末の風物詩になっている「第九」ですが、もちろん年中いつ歌っても構いません。 リクエスト者のリードで、晴れやかに大声量で響き渡りました。
٩( ᐛ )و٩( ᐛ )و🎶🎶

 本日の『締めの曲』にMr.Mが選んだのは「南の島のハメハメハ大王」 誰もが一度は聴いたことがあるこの曲ですが、1976年に『みんなのうた』で歌われたのが最初です。 作曲は、「青春時代」「愛する人に歌わせないで」「ひなげしの花」「ひとりじゃないの」「時代おくれ」…等 枚挙に暇(いとま)が無い森田公一。多岐にわたる音楽性で活躍している作曲家です。 賑やかに楽しく歌ってお開きに♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

 次回は3週間後の6月13日です。 長いと思っていたのですが、もう目の前に迫っています。相変わらずのギリギリ執筆(汗)    洋楽も加わって幅広いジャンルの曲を楽しめるのは何よりですが、お初の曲はしっかり紹介したいので、調べるのにも時間がかかり… と言い訳しつつ、今回もなんとか仕上がった次第です。

曲目も増えて、楽しさもアップ٩( ᐛ )و  
是非歌いに来てくださいね〜(╹◡╹)

                                          神田陽子



 
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