丘シリーズ

ラウム歌集195には、タイトルの始めに丘がつく歌が三つ入っています。ラウムではそれらを丘シリーズと呼んでいます。

  一つ目は「丘にのぼりて」という曲です。この曲は昭和32年に若原一郎さんが歌った、詞、曲ともに品の良い曲で、クラシックの歌い手が必ず習う「コンコーネ」に載っていそうな流れるようなメロディーが特徴のゆったりとした３拍子の美しい曲です。

  二つ目は「丘は花ざかり」という曲です。この曲は昭和27年藤山一郎さんが歌った、同題名の映画の主題歌だったそうです。映画には主人公の女性が丘の上でプロポーズを受けるシーンがあり、その丘にはたくさんの花が咲いていたそうです。
西条八十、服部良一という豪華コンビの、４拍子の心地良いテンポのとてもさわやかな曲となっております。
  三つ目は「丘を越えて」という曲です。この曲も昭和６年に藤山一郎が歌ってヒットしました。
２拍子の軽快な曲で、ハイキングをしながら思わず歌ってしまいそうな楽しい曲です。
丘シリーズの中でもこの曲が一番人気なのではないでしょうか。

３つの丘シリーズはどの曲も違う魅力があります。
あなたはどの丘の曲を好みますか＾_＾