2013年9月13日金曜日
天白文化小劇場 シング・シング・シング

9月11日天白文化小劇場にて、歌声ひろばシング・シング・シングが、開催されました。
残暑の厳しい中、約160名のお客様にご来場いただけました。当日券が60枚販売されたとのことで、スタッフ一同大変驚き、感激しておりました。

 小劇場での歌声も、回数が重なって参りましたが、”私は以前、中村文化で・・””私は北文化で・・”というお客様に、たくさん声をかけていただいて、大変感慨深いものがありました。

 
 暑いとはいっても、9月に入り、朝晩は涼しく、トンボをたくさん見かけ、夜には虫の声のオーケストラ、空にただよう雲も、風も、確かに季節の移り変わりを感じます。

 そんな季節感を舞台でも感じていただこうと、マイクスタンドには、紅葉の枝葉、出演者の衣装も、”赤や黄色の・・・色さまざまに~♪”の 『紅葉』の歌詞のような、赤と黄色と、男性の黒で、シックに演出しました。

また、天白小劇場の舞台の照明が、他の舞台にはなかなか見かけない、下手(舞台左)・上手側(舞台右)の横の壁に、2本づつ 縦に光のラインがはいり、より舞台が奥行き深く、また
浮き立ってみえるように見られたのではないでしょうか?舞台スタッフの方々は舞台後ろの照明を、それこそ色あざやかに曲の雰囲気によって、変えてくださっていました。

歌のリクエストはもちろん秋にちなんだ曲の数々・・・。『里の秋』『ちいさい秋見つけた』『紅葉』
また「今は~もう秋~♪」と歌う『誰もいない海』、「夏が過ぎ~風あざみ~♪」『少年時代』、など
季節を感じる曲がやはり多かったように思います。
 
今回の公演で特に印象深かったシーンがありました。 「お誕生日お祝いコーナー」にて、ちょうど当日がお誕生日のお客様がいらっしゃり、その方の娘さんがお母様のお誕生日のお祝いで、光栄にも今回の公演に、一緒にお越しくださっていました。
ハッピーバースデートゥーユゥーの歌を 全員のお客様とスタッフで大合唱した時、その方の娘さんが、しきりに目頭をおさえていらしたのが、遠くからでもはっきりわかって、こちらまで感極まってしまいました。

 また、ソングリーダーの一人が客席におりて、会場をまわっているときに、その彼の顔を
一生懸命みながら歌ってくれていたお客様がいらっしゃり、そこを動きたくない衝動にかられたようで、ご一緒に歌っていました。
その後、そのお客様が、とても楽しかったからと、わざわざ伏見のラウムまで歌集を買いに来てくださいましたことは、人と人とのご縁のありがたさを感じずにはいられません。

 このラウムの歌声は、こうした数々のお客様とのご縁と、裏でたくさんの心配りをしてくださっている、会場のスタッフの方々とで、初めて催すことができております。

ラウムの歌声の場が、家族のもとにかえったような、そんななつかしさも感じてくださる方が、一人でも多くなることを励みに、これからもスタッフ一同一丸となって、頑張ばりたいとあらためて感じたこの日でした。

かかわったすべての皆様に感謝をこめて・・・


次回の小劇場での歌声は、10月2日(水)中村文化小劇場です。 
 



 
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