今年最初の土曜歌声は、朝から雪の降りしきる荒天の日となり、昼間の部は中止にしたこともあり、夕方の部もお客様ゼロを覚悟しておりました。
ところが、そんなひどい天候の中、4人の方が来て下さり本当に嬉しく、感謝感激でした。(秘かに目標4人でした)
松山千春の「大空と大地の中で」をオープニング曲に選びましたが、この歌は北海道の広大な大地を彷彿させてくれる、スケールの大きな曲です。
お客様4人とあって、リクエスト順もすぐに回ってきます。
1人5曲ずつリクエスト頂き、ほぼ全曲、全員で前で歌って何ともアットホームな歌声になりました。
これぞ歌声サロンの真髄と、しみじみ感じた次第です。
335の歌は、525と比べて比較的新しい曲が多いのですが、それでも4~50年前の歌がほとんどで、それらが今懐かしのメロディとなりつつあります。
浅田美代子「赤い風船」
堺正章「街の灯り」を歌って、ドラマ「時間ですよ」を思い出して楽しいおしゃべりもでき、少人数ならではのゆったりとした進行でした。
335で紹介して近頃人気の出てきた童謡「さびしいかしの木」もリクエスト頂きましたが、これは作詞がやなせたかしさんで、複数の作曲者が曲を付けている様で、それぞれ聴き比べてみるのも面白いかと思います。
やなせたかしさん繋がりで、最後の曲は「アンパンマンのマーチ」を選びました。
この歌の歌詞にちなんだ話が、先日の成人の日の新聞のコラムに載っていたので、そちらも少し紹介しました。
「何のために生まれて 何のために生きる 答えられないなんて そんなのは嫌だ」と云うフレーズに、「何をするのか」はなかなか難しいが、「何をしてはいけないか」に焦点を当てての文章で、なるほどと思ったものでした。
次回は1月26日 17時30分から開始です。 本日雪のため来られなかった方も合わせて、皆さん初歌いにいらして下さい。
一年で最も寒さの厳しい時期です。どうかくれぐれもご自愛下さり、またお元気な顔を見せて頂けるのを楽しみにしています。
神田陽子