6月24日の土曜歌声は、初参加の方も含め、17名のお客様がいらして賑かに始まりました。
紹介曲は、大瀧詠一さん作詞作曲で、たくさんの歌手が歌っている「夢で逢えたら」
サビの部分はよく知られていて、近頃は積和不動産のCMでも使われています。
もう1曲は、荒井由美時代のユーミンの名曲「海を見ていた午後」
この曲は横浜の風景を歌っているもので、歌詞の「山手のドルフィン」は、横浜根岸森林公園の高台にあるカフェレストランで、創業50年以上いまだに営業中みたいです。
少し調べてみたら、この曲のヒットがきっかけで、それまで無かった「ソーダ水」をメニューに加えたそうで、他にもこの歌にちなんだネーミングの物があるそうです。
横浜に行ったら、是非訪れてみたいですね。
いつにも増してリクエストも多岐に渡り、ポップスから、童謡、唱歌、果てはクラッシックの歌曲にまで、幅広く出して頂きました。
沢田千可子さんの「会いたい」 亡くなった恋人を想う切ない曲です。
歌いながらふと見ると、ハンカチで目頭を押さえるお客様が、、
後で伺ったら、亡くなられたお母様を思い出されたとか、、
歌は、いろんな想い出と結び付いて、時には辛く悲しい事も思い出させます。
私も実母を亡くした後しばらくは、「母」の言葉の入っている歌は歌えませんでした。
でも今では「母」に関する歌は、母を思い出すよすがになっており、気持ちをより込められる感じがします。
今回は、お客様からのリクエストが2曲ずつと、紹介曲も合わせて40曲近く歌いました。
525からの「狩人の合唱」は、ウェーバーの「魔弾の射手」の曲で、不得手な私に代わり、男性3名とピアニストの素晴らしい競演を聴かせてもらえました。
皆で声を出して歌い、梅雨の鬱陶しさもしばし忘れられる、歌声の楽しさを改めて感じておりました。
次回は、7月8日、17時15分からです。
自分のお好きな曲だけでなく、未知の歌を知ることもできるのが歌声の醍醐味です。
また近頃、歌声でお知り合いになった方々同士が仲良くされているのを見ると、とても嬉しくなります。
新たなお友だちを見つける場にもなっている歌声サロン。
是非お出かけ下さい。
神田陽子