11月11日、1が4つ並んだこの日は、いくつもの記念日があるそうですが、さしずめ「ポッキーの日」「プリッツの日」がお馴染みなのでは?
そんなこの日は心配された雨も上がり、お初のお客様もいらして、オープニング曲には珍しく525歌集から「ひょっこりひょうたん島」を選びました。
私にとっても懐かしくてたまらない曲ですが、NHKの同名人形劇の主題歌です。
歌っている内に、劇に出てきたいろんなキャラクターを思い出しました。
ドンガバチョ、トラヒゲ、サンデー先生、ダンディさん、博士君、、本当に楽しい井上ひさし先生の作品ですが、毎日これらの登場人物に会えるのに胸をわくわくさせていたものです。
今回はリクエストも335歌集と525歌集からほぼ等しく出されたように思えます。
ただ525からの曲に、岡本真夜「トゥモロー」や、ばんばん「『いちご白書』をもう一度」がリクエストされるのは、土曜歌声ならでは、と嬉しく思いました。
素敵なハーモニーを付けて下さるお客様には、歌により深みが出て感謝しきりです。
「初恋の人に似ている」では、男女ペアで前に出て頂き、トワ・エ・モワを彷彿とさせる歌声でした。
勝手に〝ラウムメイルクワイヤー″と名付けさせて頂いた、おじ様軍団にも度々前で活躍して頂きました。
休憩時には、「プリッツの日」に因んで、名古屋名物〝手羽先味ロングプリッツ″をご賞味頂きました。
名古屋の味のお菓子はいろいろ出ていますが、〝小倉トースト味ラングドシャ″はお勧めの一品です。
後半は、カーペンターズ「Sing」を英語で歌いましたが、洋楽つながりでリクエスト者自ら「I LEFT
MY HEART IN SAN FRANCISCO」を、素晴らしいお声で歌われました。
お一人2曲ずつのリクエストを頂きましたが、時間が少し残ったので、挙手にて追加リクエストも頂き、ラストは定番の「また逢う日まで」を歌って賑やかにお開きとなりました。
次回は11月25日、17時15分からですが、その2日前の23日は、いよいよ宗次ホールでの初の「歌声クラシック」が開催されます。
専用の新しい歌集から、どんな歌が選曲されるのかとても楽しみです。
宗次ホールの観客席から響き渡る歌声が、今から聴こえて来るような気がします。
その日を心待ちにして、くれぐれもお風邪など引かないで、喉の調子万全で臨みたいですね。
26日には、カルチェラタンコンサートも控えており、目白押しの日程ですが、晩秋のムードに浸りながら歌ったり、聴いたりしてご一緒に楽しみましょう。
神田陽子