寒い寒い平昌で、熱く熱く繰り広げられた冬季オリンピックの最終日2月24日に、土曜歌声は開催されました。
この日は暖かい陽射しに春の気配を感じられる陽気で、多数のお客様に来て頂きました。
常連の方々に加えて、お久しぶりの方々もいらして下さいました。
私の中学の同級生2人も、予告無しの参加で嬉しいサプライズでした。
今回も、525、195、335歌集から様々な歌がリクエストされました。
また、昨年の宗次ホールでの「歌声クラシック」のために作られた「ラウム歌集70」からのリクエストも受け、リクエスト者自ら唄って頂きました。
今回出されたのは、作詞 石川啄木、作曲 越谷達之助の「初恋」と、作詞
野上彰、作詞 小林秀雄の「落葉松」の2曲でした。
どちらも素晴らしい詩と美しい旋律で作られた、日本のクラシックの珠玉作品です。
歌うには難曲が多い70歌集ですが、今後ご希望に沿って挑戦していきたいと思っています。
さて、今回は男性の参加が多く、その分リクエストも骨太の男らしい曲が目立ちました。
アニメソング「宇宙戦艦ヤマト」、谷村新司さんの「昴」、ラスト曲になった谷村新司さんと加山雄三さんの「サライ」等、全て男性陣のリクエストでした。
もちろん季節柄「旅立ちの日に」のような卒業ソングや、「ハナミズキ」「花は咲く」のような心に響く歌もしっとりと歌いました。
毎回このブログで歌を唄うことの素晴らしさを書いていますが、「歌声サロン」の良さは、「人との出会いの場であることだ」とも思います。
豊かな老後とは、「健康」と「お金」の両輪に支えられているとよく言われますが、最も大切なものは「人とのつながり」ではないでしょうか?
私自身も含め、ラウムで知り合って仲良くされている皆さんを見ていると、本当に嬉しくなります。
この日も終わった後、私の同級生たちも誘われてお食事会に参加したそうです。
歌声サロンが「人とのつながり」を広げる一助になっていると思うと、寂しい老後には絶対ならないと、ちょっぴり自負してしまいます。
次回は、3月10日、16時半からです。
重いコートを脱いで、軽やかな服装で来て頂ける様な陽気を期待しています。
皆さん、春の歌をたくさん唄いに来て下さい。(もちろん他の歌も)
神田陽子
神田陽子