2019年3月14日木曜日
3/9(土曜)~池下のラウム日響~ 神田陽子


 39日のラウム日響歌声は、前回同様、3階のお部屋いっぱいのお客様と共に楽しみました。
 
 この日のファーストソングは、「今日これを歌わないなんてありえないでしょ!」とばかりに、レミオロメン「39日」を歌いました( ´)   近頃は卒業式でも好んで歌われているそうです。

 続けて卒業シーズンに因み、195歌集から「旅立ちの日に」を選びましたが、これはご存知無い方もいらしたようです。  今時の卒業式にはいろんな歌が歌われていますが、その中でもこの歌はダントツ1位なのではないでしょうか?
  合唱で歌うのが定番のようですが、「 今   別れの時   飛び立とう  未来信じて  」のサビの部分は、美しいメロディと相まって、感極まって涙を流しながら歌う卒業生と、感涙にむせぶ列席者の姿が目に浮かびますね。

 さてリクエストタイムに突入ですが、この日は525歌集の歌が多く出されました。
しかも童謡唱歌がいつにも増してリクエストされたので、皆さんノスタルジーに浸っていらっしゃる様でした。
  「おぼろ月夜」「春の歌」「花」「この道」「荒城の月」「赤とんぼ」「花の街」「冬景色」と歌い、特筆すべきは「犬のおまわりさん」U^^U  (=^x^=)  「ニャンニャン、ワンワン」と、皆さん完全に童心に帰っていました()   歌声サロンならではの光景ですね。

 そんな空気に触発されたのか、この日のお客様ではたぶん最年長のおじ様から「今時の音楽の授業を受けたい」とのお願いで、ピアニストが選んだのは335歌集の、斉藤和義「歩いて帰ろう」 本人が幼少時に大好きだった「ポンキッキーズ」で流れていた曲です。
  何とか歌ったものの反応が不安でしたが、リクエスト者曰く「560年若返った」との事でホッとしました。こんな楽しみ方もあるので、歌声は本当に自由です。

  その他にも525歌集からは、「若者たち」「北上夜曲」「さんぽ」「赤いスイートピー」「瀬戸の花嫁」などが出ました。
 
  変わったところでは、映画「会議は踊る」より「ただ一度の贈り物」    メロディは聴いたことがあるのですが、歌詞がこんなに情熱的なものだとは、、ドイツ語の原曲を聴いてみたら、映画のヒロイン、とても可愛いリリアン・ハーヴェイが歌っていました。
  「会議は踊る、されど進まず」と揶揄されたウィーン会議ですが、この映画は遅々として進まない会議の隙を縫った、ロシア皇帝・アレクサンドル1世と、ウィーンの街娘との逢瀬を描いているオペレッタ仕立てになっています。  1931年にドイツで製作され、日本では1934年に公開されています。  80年以上経っても古さを感じさせない曲ですね。
 
  335歌集からは、コブクロの「桜」「歌うたいのバラッド」「空も飛べるはず」「ひまわり娘」「遠くで汽笛を聞きながら」「君をのせて」「バスストップ」「北国行きで」「ひだまりの詩」「PRIDE」などがリクエストされました。

  本日のラストは、全員起立で「仰げば尊し」を熱唱。  遠い昔の卒業式を思い出しながら、懐かしくも切ない気分で歌いました。

 終始、なんだか学校の音楽の授業で歌っている様な、そんな雰囲気の今回の歌声でした。

次回は、23日開催です。次回までは3階の部屋を使用しますので、お間違えないようお願い致します。

 今年は桜の開花も早いようです🌸🌸🌸  桜ソングを歌って春の訪れをご一緒に感じたいものです。
 季節の変わり目、花粉症も猛威を振るっているようです。 体調に留意され、また元気に歌いにいらして下さい。

                                               神田陽子





 
Template Design: © 2007 Envy Inc.