2019年5月18日土曜日
土曜歌声(5/11・池下ラウム日響17:00~)報告~神田陽子


 511日、爽やかな新緑の頃、池下ラウム日響の歌声は開催されました。

 翌日に「母の日」を控えていることもあり、紹介曲はkiroroの「未来へ」を選びました。
 母に導かれ歩いて来た道、けれど素直になれない時期を迎えて離れ、自分の未来へゆっくりと歩んで行く、それでもいつも見守ってくれる母への想いを感じられる歌です。

 リクエスト1曲目は、常連の男性から「川の流れのように」が出されました。 今年は美空ひばりさんの没後30年に当たるそうで、テレビでも特集が組まれています。   作詞は秋元康さん。 言わずと知れたアイドルプロデューサーですが、天皇陛下即位二十年の式典では「太陽の国」と云う祝歌も作詞しており、その幅広い才能には驚嘆です。

  今回のリクエストは、3冊の歌集から満遍なく出されたように思います。
  525歌集から「花嫁」を出された女性のお客様は、先日お嬢様をお嫁に出されたばかりだそうです👰

 195歌集からの「わか葉」は、今の季節にぴったりでした🍀🍀🍀

 「無縁坂」「恋はやさし野辺の花よ」と195歌集の歌が続き、335歌集の「未来予想図」をはさんで、また195からは「森の小人」    みんなで賑やかに祭囃子でした()

335から「Sing」を出されたのは、ソプラノボイスのお客様。 英語の歌詞だけですが、皆さん難なく歌われています。
 
 「みかんの花咲く丘」は、童謡、唱歌をこよなく愛されるスイートボイスの持ち主の女性のお客様。 2曲目のリクエストは「夏の思い出」でした。 ひと足早い今年の夏に想いを馳せながら歌いました。

  この時間の歌声には初めていらした女性のお客様は、ラウムではお馴染みの方とのことで、335歌集から「初恋の人に似ている」「瑠璃色の地球」をリクエストされました。

 後半は「ハナミズキ」を紹介し、「この道」「夢一夜」「白いギター」「若草の髪飾り」と歌い、次に出されたのは「いのちの歌」でした。  双子の茉奈 佳奈さんが歌っている曲ですが、作詞のMiyabiさんと云うのは竹内まりやさんのことで、ご本人自身も歌っています。
「命」をテーマに作られた歌ですが、当たり前のことをシンプルに歌っている歌詞に誰もが共感する素晴らしい1曲です。  いろんな人たちに、特に思春期の子ども達に歌って欲しいと思います。  悩み傷ついて生きて行くのが辛くなった時、きっとこの歌の歌詞は生まれてきたことの意味を教えてくれるでしょう。

 「旅立ちの日に」「歩いて帰ろう」「夢をあきらめないで」「空も飛べるはず」と歌い、お次の曲は、525歌集の「初夏の雨」     作曲は 「夏の思い出」や「ちいさい秋みつけた」の中田喜直さんです。  曲の最後のメロディが、あたかもまだ続いていくような余韻漂う名曲です。

 「思い出のソレンツァーラ」は歌いやすいメロディですが、ラストは高らかに歌い上げての大合唱となりました。

 「今日の日はさようなら」を歌いお開きとしました。

 今回もピアニスト国枝玲子さんとのコンビでお送りしましたが、しばらくは二人でおおくりする予定です。
  次回は、525日です。 梅雨入り間近か、ひょっとするともう梅雨に入っているかも知れません。
  鬱陶しい季節の憂さを吹き飛ばしに、是非歌声サロンに歌いに来てください。

                                                                         神田陽子



 
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