6月22日の池下ラウム日響歌声は、常連の皆様中心にいつも通りにぎやかに開催されました。
さてこの日、およそ2ケ月ぶりにピアニストが復帰致しました🎹 事前にお知らせしてなかったのでサプライズ復帰となりましたが、皆さん温かく迎えて下さりありがとうございます。
本人も久しぶりにピアノが弾けることをとても楽しんでいたようです( ◠‿◠ )
そんないつにも増してアットホームな雰囲気に感謝しつつ、紹介曲にはユーミンの「やさしさに包まれたなら」を選び歌声スタートです。
リクエスト1曲目は「箱根山」が出され、元気に勇猛な歌声が響き渡りました。
夭折の作曲家
滝廉太郎の作ですが、「花」や 「荒城の月」とは全く趣きの違うこの曲を歌いながら、改めてその才能が惜しまれました。 長く生きていたなら、どんなに多くの素晴らしい曲を世に送り出したことでしょう
😢
池下にお越し頂く前に、短歌会館で喉慣らししていらしたお客様からは、加山雄三さんの「お嫁においで」を頂きました。 作詞は 岩谷時子さん。 男性の気持ちを歌っていますが、女性ならではのロマンティックな感性が窺われますね(๑˃̵ᴗ˂̵)♡
槇原敬之さんの「どんなときも。」大ヒット曲ですが、言葉の乗せ方が独特で歌うのにはなかなか難儀な1曲です (^_^;) タイトルに句点「。」が付いているのも特徴的です。
ソプラノボイスの女性からは、525歌集のシャンソン「アデュー」がリクエストされ、ピアニストが示したキィに「もっと高くしてちょうだい。 」とのご要望でした。
高音域が素晴らしい方ですが、 近頃低い声も出るようになり、なんと3オクターブもの音域をカバーできるとのこと、日頃のご精進の賜物ですね。
「あの素晴らしい愛をもう一度」「青春時代」「 YOUNG MAN 」「瀬戸の花嫁」「アカシアの雨が止むとき」「秋でもないのに」と歌い、次に出されたのは平松愛理さんの
「部屋とYシャツと私」でした。
リクエストされた記憶のあまり無いこの曲は、新婚まもない新妻の気持ちを歌っていますが、かなり斬新な言葉のチョイスであふれています。
特に
「あなた浮気したら うちでの食事に気をつけて 私は知恵をしぼって 毒入りスープで一緒にいこう 」のところでは、思わず「
まぁ、怖ろしい 」と言う声が聞こえて参りました(笑)
後半の紹介曲は、 伊東きよこさんの「花と小父さん」を選びました。 ハマクラさんこと浜口庫之助さんの作曲で、私はなぜかこのメロディーが大好きで、よく鼻唄で歌っています。
アンジェラ・アキさんの「手紙
〜 拝啓 十五の君へ 〜 」をリクエストされたのは、1曲目「アデュー」のお客様。 335歌集にもお気に入りを作って下さり嬉しい限りです。
「涙をこえて」「島人の宝」と続き、「天使の誘惑」が出された時には、「知らない歌が多い」とおっしゃってたお客様も「ドンピシャ!」とご満悦 (^O^)
「星のフラメンコ」では、「好きなんだけど〜♪」に続く「チャ、チャ、チャ」のタイミングもばっちりでした。
「月光仮面は誰でしょう」をリクエストされたおじさま。
ご多聞にもれず、子どもの頃はふろしき被って遊んでいたそうです。
「見上げてごらん夜の星を」は、いつ歌ってもなんだか涙が出るくらい素敵な歌です。
歌詞もメロディーも比類なき素晴らしさで、日本のスタンダードを代表する曲のひとつだと思います。
さだまさし「ぼくにまかせて下さい」は、春のお彼岸の頃、婚約者の亡き母の墓前で愛を誓う歌ですが、歌っていると情景が目に浮かんでくる曲です。
195歌集から出された「からたちの花」は、歌声クラッシックの歌集にも収められている、北原白秋、山田耕筰の珠玉の1曲です。 微妙に変化していく旋律の美しさに魅せられ、からたちをモチーフにした歌詞に季節を感じられます。
スピッツ「空も飛べるはず」は、いまではすっかり335歌集の人気曲になっています。
男性お一人を囲んで女性陣が歌ってくれました。 スピッツは、朝ドラの主題歌も歌っているそうですね。
最後のリクエストは、奇しくも最近よくお別れ曲に選んでいた、わらべの「もしも明日が」でした。 リクエスト者はハモりがお得意なので、これにも見事なハーモニーを付けて下さり、ピアニストも「完璧!」と絶賛でした♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
このように自由に楽しめるのが歌声の魅力であり、歌好きの皆さんには益々いろんな形で楽しんで頂けたら、と願っております。
次回は、7月13日。 3週間後なので少し間が開きますが、是非皆さまおそろいで歌いにいらして下さい。
池下日響での歌声は、残すところあと2回です。 8月からは伏見の短歌会館に戻りますので、皆さまどうかお間違え無いようによろしくお願いいたします。 ( 今回、伏見に行っちゃった方が、、、ちゃんとお伝えしなかった私のせいです。 ごめんなさい🙇♀️ )
では次回また元気にお会いしましょう٩( ᐛ )و 神田陽子