7月最初の土曜歌声は、時折り激しく雨が降りつける荒れた天候の日に開催されました。
地下鉄E出口から短歌会館の入口までは、徒歩でおよそ5歩。その間にかなり濡れたお客様もあるくらいの土砂降りでした☔️☔️☔️
これは来られなくなった方もあるのでは、と懸念していましたが、予約された皆さん全員来て下さり、予定通り始まりました。
この日は、ラウム創設者池辺さんの絶大な信頼を受けて、5年ほど前から後継者となられた現ラウム代表取締役の福田さんの、初の土曜歌声視察(?)もあったのですが、いつもと変わらぬ雰囲気の中歌声は響きました。
紹介曲には雨に因んで「あめふりくまのこ」 全編ひらがなで書かれた歌詞が、情景を浮かび上がらせるストーリーになっている可愛らしい童謡です。
リクエストは、土曜歌声初参加のお客様から。 「涙そうそう」 森山良子さんが、亡きお兄様を想って書かれた歌詞が涙を誘います。
皆さんご存知のことですがこの前日8日に、元総理の安倍晋三氏が凶弾に倒れました。 一人の人間の人生を断ち切った蛮行に、許せない思いとやり切れない悲しみを多くの人が感じていると思います。
これは来られなくなった方もあるのでは、と懸念していましたが、予約された皆さん全員来て下さり、予定通り始まりました。
この日は、ラウム創設者池辺さんの絶大な信頼を受けて、5年ほど前から後継者となられた現ラウム代表取締役の福田さんの、初の土曜歌声視察(?)もあったのですが、いつもと変わらぬ雰囲気の中歌声は響きました。
紹介曲には雨に因んで「あめふりくまのこ」 全編ひらがなで書かれた歌詞が、情景を浮かび上がらせるストーリーになっている可愛らしい童謡です。
リクエストは、土曜歌声初参加のお客様から。 「涙そうそう」 森山良子さんが、亡きお兄様を想って書かれた歌詞が涙を誘います。
皆さんご存知のことですがこの前日8日に、元総理の安倍晋三氏が凶弾に倒れました。 一人の人間の人生を断ち切った蛮行に、許せない思いとやり切れない悲しみを多くの人が感じていると思います。
次のリクエストは、アグネス・チャンの「草原の輝き」 「安倍さんはアグネス・チャンのファンだったそうなのでリクエストしました。」と、後でリクエスト者からお聞きしました。 珍しいリクエストでしたが皆さんよくご存知で、男性陣も大きな声で歌っていらっしゃいました。
「雨のバラード」 雨の日にピッタリですが、歌詞を見ると、失恋でもしたのでしょうか?傘もささずに歩く人の後ろ姿に昔の自分を重ねている、そんな切ない歌です。
「夢で逢えたら」 サビのメロディはキャッチーで良く知られていますが、大瀧詠一作詞、作曲なので、転調も多々あり歌うのが難しい1曲です。 間奏時のセリフはMr.Mに無茶ぶりしたら、乙女チックなセリフをとてもキュートに言ってくれて拍手喝采でした(笑)
「冬の稲妻」 アリスの骨太なこの歌、ハモリ姫の美しいハーモニーが光っていました。
「岬めぐり」 これを書いている時、ネットニュースで作曲の山本コータロー氏の死去を知りました。 今月4日に脳内出血のため亡くなられたとのことですが、73歳と云う早過ぎる死が惜しまれます。
村下孝蔵の「初恋」 リクエスト者の初恋物語は詳しくお聞きできませんでしたが、「初恋は実らない」と云う定説がありますので、美しい想い出になっているのでしょうね。
「思い出のグリーングラス」 英語のオリジナルは、処刑の日を迎える朝に死刑囚が見た美しい夢の歌で、夢から覚めた死刑囚が現実に戻される悲しい曲ですが、日本語の歌詞には望郷の念が強く表れています。
「旅人よ」 福田さんの最初のリクエストで小休止。
「花はどこへ行った」を歌ってリスタート。 原題「Where have all the flowers gone ?」 この歌は、世界で最も有名な反戦歌とも言われているそうです。 ロシアのウクライナへの攻撃は止むこと無く続いており、それに抵抗するウクライナの被害は日に日に大きくなっている現状です。 なぜ無益な戦いをするのでしょうか? 誰にも止められないのでしょうか? 一日も早い停戦を願って歌いました。
リクエストは「真夜中のギター」 老若男女に人気のあるこの曲は、亡き亀谷先生(亀さん)もお気に入りでした。
「太陽がくれた季節」「出発の歌」 この2曲は奇しくも1972年、1971年にリリースされた同時代の歌で、フォークソングの香りが強い昭和の名曲です。
「私に人生と言えるものがあるなら」 アメリカ民謡で、日本では高石ともや&ザ•ナターシャー•セブンが歌っていますが、歌詞は「あなたが夜明けをつげる子どもたち」や「私の子どもたちへ」の笠木透さんが書いています。
「初恋によろしく」 西郷輝彦さんの同名映画の主題歌で、とても初々しい爽やかな曲です。
「フルーツサラダのうた」 原題は「salad de fruits」フランスの歌ですが、NHK「みんなのうた」ではペギー葉山さんが歌っていました。 歌詞の「ジョリ ジョリ ジョリ」がなんとも言えず奇妙に聞こえますが、日本語では無くフランス語の「Jolie」「美しい、きれい」と云う意味でした。
「高校三年生」 御三家の1人、舟木一夫さんの学園ソングですが、いつ歌っても高校時代を思い出させてくれる1曲です。
「千の風になって」 前日の安倍さん逝去を悼んでのリクエストでしたが、皆で心を込めて歌った歌声が届きます様にと願うばかりです。
「さらば涙と言おう」 福田さんからのリクエストですが、元千葉県知事の森田健作さん主演のテレビドラマ「俺は男だ」の主題歌です。 歌詞の中に「青春の勲章は くじけない心」とありますが、現在ニッポン放送で同名のトーク番組が放送されており、森田氏はパーソナリティを務めています。 この番組に今月12日、菅義偉前首相がゲスト出演して、亡き盟友安倍氏の死去を「悔しくて仕方ない」と話されたとニュースになっていました。
「負けないで」「まちぶせ」「また君に恋してる」の3曲(なぜか「ま」で始まるタイトルばかり)を歌い、お次のリクエストは「ジャイアンツ」 主演映画わずか3作を遺しただけで、24歳という若さで事故死した永遠のスター、ジェームズ•ディーンの同名映画の主題歌です。 珍しいリクエストでしたが、「テキサス」の雄大な自然を感じる曲です。
「中央フリーウェイ」「私鉄沿線」「夢一夜」と歌いましたが、どれも長く歌い継がれていって欲しい昭和の名曲です。
「影を慕いて」 古賀政男 作詞 • 作曲の珠玉の名曲を、リクエスト者がみごとに歌ってリードして下さいましたが、私は個人的にもこの曲には思い入れがあるので、すっかり感じ入ってしまいました。
福田さんから「ひまわり」をリクエストしてもらい、本日のラストソングといたしました。 土曜歌声には初めて来てもらいましたが、「とても良い雰囲気で楽しかった」とお褒めを頂き、ひとえに皆さんのお陰と、改めてありがたく嬉しい気持ちでいっぱいです。
さて次回は16日(今日です!) 今月は変則的で、第2、第3土曜日続けて開催です。 その後はお盆を挟みますので、8月27日までお休みです。 40日ほど間が空いてしまいますが、コロナ感染者も急増していますので、この間に少しでも収まってくれることを切に願っています。
今日も感染対策にぬかり無く開催したいと思っていますので、ご体調と相談の上ご参加頂ければ幸いです。
神田陽子