2023年7月6日木曜日
土曜夜の歌声サロンラウム~ 6月24日のご報告~ 神田陽子

   大雨の後いきなりの猛暑だったりと、相変わらず人に優しくないお天気が続いていますが、そんな中この日の歌声サロンは大勢のお客様で賑わいました。


 この日は雨降りでは無かったのですが、季節柄「あめふりくまのこ」をファーストソングに選びました☔️ 歌詞がオールひらがなのこの可愛らしい歌は、1961年(昭和37年)に、NHKの「おかあさんといっしょ」の前身番組である「うたの絵本」で放送されました。

 リクエスト1曲目は「広場と僕らと青空と」  私はお初の曲だったので、Mr.Mとピアニストにお任せして歌いました。 作詞 作曲の黒坂正文氏は、コカリナ(木製のオカリナ)の創始者でもあり、この歌は環境問題や災害被害のイベントでも歌われてきたそうです。

 「青い珊瑚礁」 松田聖子の伸びやかな歌唱で大ヒットしましたね。 「カラオケで夏に歌いたい昭和の名曲」では第4位に入っていました。

 この日はお初のお客様が4名いらしたのですが、その中に特別若いレディが❣️ 実は私の姪っ娘、ピアニストの従妹でした(๑>◡<๑) 昭和歌謡が好きと聞いていたのですが、リクエストは「異邦人」 なるほど昭和の名曲ですが、今時の若者にも人気があるようです。

 お次のお客様も初めてですが、彼女は私の高校の同級生。三重県からの参加です。 初リクエストは「糸」 今や日本人だけでなく、クリス・ハートさんの様な外国人にもカバーされている、中島みゆきの名曲中の名曲です。

 「栄光の架け橋」「遠い世界に」「やさしさに包まれたなら」に続いてリクエストされたのは、「耳をすましてごらん」 これも今日お初のお客様からでした。 335歌集の人気曲のひとつです。

 お次も初めてのお客様から頂いた「学生街の喫茶店」  すぎやまこういち氏の作曲で有名なこの曲ですが、発売時にはなんと「美しすぎて」と云う曲のB面だったそうです。 その後ラジオ放送から火がつき、最終的に1973年度のオリコン年間ランキング3位にまで上りつめたと云うのですから驚きです。 洋楽が流れる昔ながらの純喫茶がめっきり少なくなってきましたが、寂しい限りです😔

 「インシャラー」 これはラウム男性陣の本領発揮!  大合唱で盛り上げて頂きました。

 「蛙」 この曲を広めて下さった感のあるお客様をリーダーにご指名でリクエストされました。 何度も歌われているので、皆さんすっかりお上手に歌われます🐸

 「アメイジンググレイス」 日本語に続き、英語でもスローバラード調でしっとりと歌いました。 

 「知りたくないの」  カントリーのスタンダード・ソング「I really don’t want to know」が原曲のこの歌には、すでに「たそがれのワルツ」と云うタイトルで歌詞がついていたのですが、作詞のなかにし礼氏が、あたかも天啓を受けたかのようにひらめき、新たに「知りたくないの」と云う歌詞を書いたそうです。

 小椋佳「さらば青春」 子門真人「およげ!たいやきくん」「Blieve」 藤山一郎「丘は花ざかり」を歌って前半終了。

 後半リスタートはリクエスト曲「ピクニック」で。  動物の鳴き声も面白おかしく歌い、愉快な気分になれました🦆🐐🐓🐄🐕🐖

 「赤胴鈴之助の歌」  途中入る「おう!」の掛け声も勇ましく、楽しく歌いました。

 「未来へ」 Kiroro の「母」をテーマにした曲ですが、メロディがとても美しくて、歌詞と相まって心に響く1曲です。

 「上を向いて歩こう」 坂本九ちゃんの代表曲ですが、「Sukiyaki」の名で海外でも大ヒットしました。  なぜ「スキヤキ」なんだろう? ずっと疑問でしたが、調べてみると、この曲を気に入ったイギリスのレコード会社の社長が、「浅草で食べたすき焼き」の思い出を語ったことから付いたようです。 何の脈絡も無い安直なネーミングだったのにはいささかがっかりですが、日本の代表的な料理名を戴いて、世界中で未来永劫歌い継がれてゆくのは確かでしょう。

 「バラ色のさくらんぼの木と白いりんごの木」 長いタイトルのシャンソン曲ですが、軽快に歌っていると、最後急にスローテンポになりムードたっぷりに終わります🍒🍎

 「ひょっこりひょうたん島」 明るく愉快な曲ですが、同名の人形劇が15分番組としてNHKで放送されていて、毎日夢中で観ていたものです。

 「涙そうそう」 「アンニー・ローリー」 「虹と雪のバラード」 「シャンテ」の4曲を歌い、お次の曲は「公園の手品師」 
 作詞 宮川哲夫 作曲 吉田 正で1958年に発表された曲ですが、歌唱は低音の魅力フランク永井。あの深く甘い低音で優しく歌っています。 「ラララン ラララン ラララン」が何とも言えず素敵なアクセントになっているお洒落な1曲です。

 「ここにも歌がある」 「二人は若い」 「カタリ・カタリ」 「真赤な太陽」 「坊がつる讃歌」と、 ジャンルも曲調も異なる5曲を歌いリクエスト終了。 たくさんのお客様がいらして下さったので少し延長しましたが、皆さん最後までしっかり歌って下さいました。

 ラストソングに来る夏を思いながら、文部省唱歌「海」を歌いお別れの曲としました🌊

 次回は7月8日です。 早いものでもう1年の半分が過ぎました。 コロナ規制も緩んで、何となく日常が戻って来た感もありますが、体調にはくれぐれも留意して日々をお送り下さい。
 
 私ごとですが、この2週間の間にコンサートに2回行って来ました🎶🎶

 名古屋でさだまさし「グレープ復活の日」に参戦しましたが、さださんは元気に舌好調(笑) おしゃべり7割のコンサートでしたが、アンコールで懐かしの「精霊流し」「無縁坂」「縁切寺」等、グレープ時代の懐かしい歌を歌ってくれました。 相方の吉田政美さんは普段はサラリーマンだそうで、この日は有給休暇を取っての出演だったそうですが、ギターの腕前はさすがでした。

 翌週には東京代々木体育館で、小田和正ツアーに。 これは昨年の予定が本人のコロナ感染のため延期になっていたもので、ツアー名も「こんど君と」から「こんどこそ君と」に変わっていました。
 こちらはさだまさしとは正反対の歌9割といったところでしょうか。 とにかく新旧織り交ぜ、3時間近くずっと歌ってくれました。 モニターに歌詞が映し出されるので観客も一緒に歌う、さながら贅沢な歌声サロン状態です♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

 さださん71歳、小田さんまもなく76歳。 2人とも本当にお元気で歌声も素晴らしく、たくさんのパワーを貰えた気がします。 やはり歌を歌うことが元気の秘訣なのでしょうね。さださんはおしゃべりも( ◠‿◠ )

 プロの歌手とは違うけれど、歌好きな同志として、私たちもこれから益々元気に歌って参りましょう٩( ᐛ )و🎵

                             神田陽子



 
Template Design: © 2007 Envy Inc.