桜の開花が例年よりかなり遅かった由。 なのにもう葉桜になりつつあるこの地域の桜たち。 毎年律儀に花を咲かせ、日本の春の風物詩としての役割を果たしてくれる桜たち🌸🌸🌸
この淡いピンク色だからこそ満開の美しさも格別ですが、これがもし真紅の花だったら、日本中が真っ赤に埋め尽くされて、心穏やかではすまないと思われ‥‥ つくづくピンク色で良かったなと思う次第です(◠‿◠ )
さて前回の土曜歌声はおかしな天候のせいもあって、体調が優れない方が多かったのですが、いらして下さったお客様は元気溌剌でした♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
折しも春の高校野球開催中⚾️ ファーストソングには「栄冠は君に輝く」を選びました。
いつ歌っても、歌詞とメロディの秀逸さに感動します。
リクエストは、團伊玖磨の「こもりうた」 お母さんが子どもに歌う物語ですが、優しい語り口調と美しい旋律が眠りを誘います。
歌集には3番まで収められていますが、実際は5番まであります。物語の続きが気になる皆さんのために4番、5番を載せておきます。
4 帽子のふさを振りながら
一日踊って くたびれて
眠った小人は十五人
「そうして母さん おしまいね」
いえいえまだまだ いい話
お話聞いて ねんねんよ
5 眠った間に いたずらの
白いこぐまが 持ってった
ふさのついてる雪帽子
「・・・・・・・・・・・」
あらあらお眠ね おころりよ
およって静かに ねんねんよ
5番では子どもは眠ってしまって、セリフの部分は伴奏のみかハミングで歌われるそうです。なんとも素敵な子守唄ですね(-_-)zzz
「道」 対ドイツ戦をテーマにした旧ソ連の音楽映画「勝利の春」の挿入歌として作られたロシア民謡。 歌詞中の「ブーリャン」とは、背の高い雑草のことで、その生い茂った雑草の中で繰り広げられた戦闘と、そこで倒れた戦友を悼む歌です。
ロシア民謡に造詣が深い加藤登紀子さんも歌っていますが、歌詞は若干異なっています。
「さそり座の女」 「手のひらを太陽に」 「四季の雨」 「春の唄」 を続けて歌い、お次は「夢芝居」
梅沢富美男さんが艶やかな女形姿でヒットさせましたが、小椋佳氏の作詞 作曲です。 オリジナルのイントロでは拍子木が入りますが、これは梅沢自身が打っていて、この音で最初乗り気で無かった歌にスイッチが入ったと本人が語っています。
「りんごのひとりごと」 擬人化されたりんごが歌っている何とも可愛らしい童謡です🍎
りんごが育ったりんご畑の光景も目に浮かびます。
「スリコ」 グルジア(現ジョージア)民謡で、独裁者で知られるスターリンもグルジア出身と云うこともあり、この歌を好んでいたそうです。
お久しぶりに顔を見せに来てくれたラウムのピアニスト、Ms.K。 前半だけしかいられないとのことで、リクエスト1曲「You Are My Sunshine」 おそらく土曜歌声ではお初曲でした☀️
ここで前半終了。 差し入れなど頂きながらしばし歓談の時。 ここでお知り合いになった人ばかりですが、この日は池辺御大もお出ましで、皆さんお話がはずんでいました。
後半は、ピアニストによるピアノソロで再開。
曲はドビュッシーの「月の光」 よく知られた曲ですが、美しい旋律が織りなす幻想的な曲調に惹き込まれます。
紹介曲は「すみれの花咲く頃」 宝塚歌劇団を象徴する歌ですが、原曲はドイツのレビュー「なんと驚いた-1000人の女」の劇中歌として発表された「再び白いライラックが咲いたら」で、フランスで翻訳された「白いリラが咲く時」が日本語バージョンになったようです。 因みにスミレは宝塚市の市花です。
リクエストは「夜明けの停車場」 数々のテレビドラマに出演して、様々な役柄をこなしている俳優石橋正次のヒット曲で、この曲で紅白歌合戦にも出場しています。
「Take Me Home, Country Roads(カントリーロード)」 英語だけで歌いましたが、少しテンポが速くリズムも難しかったので、ジョン・デンバーの正調カントリーのバージョンでまた歌いたいと思います。
「シャンテ」 度々リクエストされますが、フランスのシンガーソングライター・俳優のジルベール・ベコーによる楽曲で、「歌おう」と云う意味です。 原曲では「ラーララ・・・」と歌う部分にも、日本語では「胸に響く 歌があれば」と歌詞が付けられています。
キャンディーズ「春一番」 荒井由実「やさしさに包まれたなら」 中山千夏「あなたの心に」 チェリッシュ「白いギター」と335歌集の人気曲を4曲歌いました。 どれも昭和の名曲です。
「森の小人」 可愛らしいタイトルと「ア ホーイホーイヨ ドンジャラホイ」と云う掛け声で有名ですが、この曲実は幾多の変遷を経ているようです。 最初作曲の山本雅之氏は、「蟻の進軍」と云う戦時歌謡向けに作曲したのですが、それに玉木登美夫氏が歌詞を付けて「土人のお祭り」と云う題で1941年(昭和16年)に発売されています。
戦後「土人」は差別的表現とのことで、山川清氏が、改作・補作して「森の小人」になったのですが、近年では「小人」も差別用語と言われ演奏の機会が減っているそうです。
単なる言葉狩りで、この平和的で明るく楽しい童謡が歌えないのはおかしいので、歌声サロンでは今後も気にせず歌いたいと思います。
「嵐」 私は不案内な曲なので、リクエスト者に助けて頂きながら歌いました。 1978年に、登伸身ことフォークシンガー青山武彦が作り、うたごえ新聞紙上で紹介されたそうです。 最初は恋人に贈るつもりだった歌が、自分自身だけでなく、くじけそうな人たちを励ます歌として広まっていったようです。
「湖畔の宿」 1940年に高峰三枝子が唄いヒットしました。 作曲は「東京ブギウギ」など、数々の名曲を作った服部良一氏。 戦時下にそぐわない曲と発売禁止になりましたが、高峰三枝子が兵士の慰問に行くと多くリクエストされたそうです。 淡谷のり子同様、出撃間際の若い兵士を前に、涙を流しながら歌ったそうです。 独特のイントロで始まり、物悲しいメロディが素晴らしい曲です。 どこの湖が舞台なのかいろいろ憶測されたそうですが、作詞の佐藤惣之助氏によると、群馬県の榛名湖をモチーフとして書いたようです。
「かやの木山の」 作詞 北原白秋、作曲 山田耕筰により、1922年(大正11年)に発表されたクラシカルな雰囲気の格調高い日本の歌曲です。
歌詞からは、田舎の山家(やまが)の囲炉裏端でかやの実を炒るお婆さんの姿が浮かびます。 長閑な里の秋の風景ですが、曲自体はとても難しくて、リクエスト者の見事なソプラノに皆さん聴き入っていらっしゃいました。
「踊り子」 この歌は今回はお休みだった男性の十八番で、度々リクエストされるので、皆さんすっかりご存知です。 私もラウムで覚えましたが、川端康成の『伊豆の踊り子』をモチーフに作られた文芸歌謡の1曲です。
「ふれあい」 中村雅俊が主演した青春ドラマ『われら青春』の中で、本人がギターを弾きながら歌いました。 後年のちょっとクセが強い歌い方とは違い、朴訥と歌っており、好感が持てました。 歌詞もメロディもとても素敵で、覚えやすい歌です。
「小さな世界」 ディズニーランドのアトラクション『It’s a small world 』のテーマソングで、陽気なアレンジで楽しく歌えました。
井上陽水「心もよう」 北山修、加藤和彦の「あの素晴らしい愛をもう一度」の2曲を歌いましたが、どちらも一世を風靡した歌で、いつまでも心に残ります。
「あの子はたあれ」 今日は童謡シリーズでリクエストされたお客様自らのリードで歌いましたが、「だあれ」と濁らず「たあれ」と歌わせるところが洒落ていますね。
歌集には3番までですが、4番もあるのでご参考までに載せておきます。
あの子はたあれ たれでしょね
お窓にうつった 影法師
お外はいつか 日が暮れて
お空に お月さん
わらい顔
読んでみると4番だけは少し感じが違いますね。 割愛されたのもその辺が理由でしょうか?
「私に人生と言えるものがあるなら」 原曲は「Faded Roses (色褪せたバラ)」と云うアメリカ民謡ですが、笠木透氏が意訳の歌詞を付け、高石ともや&ザ・ナターシャ・セブンが歌いました。 リズミカルですが、どこか切ない気持ちにさせる1曲です。
本日もたくさんのリクエストを歌いました。 体調がいまひとつでお休みのMr.Mがいないので、お客様にたくさん助けて頂きました。 Mr.Mも皆さんと歌えないもどかしさでいっぱいだと思いますが、完全復調を目指して欲しいです。 Mr.M復活の日まで、お客様方のお力を借りまくる所存です(⌒-⌒; ) よろしくお願い致します🙇♀️
次回は3週間先の開催で、しばらくお会いできません…………と寂しい気分でいましたが、気がつけばもう明後日に迫っています(*≧∀≦*)
4月13日に皆さんの元気なお姿に会えるのを、心待ちにしています。
紹介曲は「すみれの花咲く頃」 宝塚歌劇団を象徴する歌ですが、原曲はドイツのレビュー「なんと驚いた-1000人の女」の劇中歌として発表された「再び白いライラックが咲いたら」で、フランスで翻訳された「白いリラが咲く時」が日本語バージョンになったようです。 因みにスミレは宝塚市の市花です。
リクエストは「夜明けの停車場」 数々のテレビドラマに出演して、様々な役柄をこなしている俳優石橋正次のヒット曲で、この曲で紅白歌合戦にも出場しています。
「Take Me Home, Country Roads(カントリーロード)」 英語だけで歌いましたが、少しテンポが速くリズムも難しかったので、ジョン・デンバーの正調カントリーのバージョンでまた歌いたいと思います。
「シャンテ」 度々リクエストされますが、フランスのシンガーソングライター・俳優のジルベール・ベコーによる楽曲で、「歌おう」と云う意味です。 原曲では「ラーララ・・・」と歌う部分にも、日本語では「胸に響く 歌があれば」と歌詞が付けられています。
キャンディーズ「春一番」 荒井由実「やさしさに包まれたなら」 中山千夏「あなたの心に」 チェリッシュ「白いギター」と335歌集の人気曲を4曲歌いました。 どれも昭和の名曲です。
「森の小人」 可愛らしいタイトルと「ア ホーイホーイヨ ドンジャラホイ」と云う掛け声で有名ですが、この曲実は幾多の変遷を経ているようです。 最初作曲の山本雅之氏は、「蟻の進軍」と云う戦時歌謡向けに作曲したのですが、それに玉木登美夫氏が歌詞を付けて「土人のお祭り」と云う題で1941年(昭和16年)に発売されています。
戦後「土人」は差別的表現とのことで、山川清氏が、改作・補作して「森の小人」になったのですが、近年では「小人」も差別用語と言われ演奏の機会が減っているそうです。
単なる言葉狩りで、この平和的で明るく楽しい童謡が歌えないのはおかしいので、歌声サロンでは今後も気にせず歌いたいと思います。
「嵐」 私は不案内な曲なので、リクエスト者に助けて頂きながら歌いました。 1978年に、登伸身ことフォークシンガー青山武彦が作り、うたごえ新聞紙上で紹介されたそうです。 最初は恋人に贈るつもりだった歌が、自分自身だけでなく、くじけそうな人たちを励ます歌として広まっていったようです。
「湖畔の宿」 1940年に高峰三枝子が唄いヒットしました。 作曲は「東京ブギウギ」など、数々の名曲を作った服部良一氏。 戦時下にそぐわない曲と発売禁止になりましたが、高峰三枝子が兵士の慰問に行くと多くリクエストされたそうです。 淡谷のり子同様、出撃間際の若い兵士を前に、涙を流しながら歌ったそうです。 独特のイントロで始まり、物悲しいメロディが素晴らしい曲です。 どこの湖が舞台なのかいろいろ憶測されたそうですが、作詞の佐藤惣之助氏によると、群馬県の榛名湖をモチーフとして書いたようです。
「かやの木山の」 作詞 北原白秋、作曲 山田耕筰により、1922年(大正11年)に発表されたクラシカルな雰囲気の格調高い日本の歌曲です。
歌詞からは、田舎の山家(やまが)の囲炉裏端でかやの実を炒るお婆さんの姿が浮かびます。 長閑な里の秋の風景ですが、曲自体はとても難しくて、リクエスト者の見事なソプラノに皆さん聴き入っていらっしゃいました。
「踊り子」 この歌は今回はお休みだった男性の十八番で、度々リクエストされるので、皆さんすっかりご存知です。 私もラウムで覚えましたが、川端康成の『伊豆の踊り子』をモチーフに作られた文芸歌謡の1曲です。
「ふれあい」 中村雅俊が主演した青春ドラマ『われら青春』の中で、本人がギターを弾きながら歌いました。 後年のちょっとクセが強い歌い方とは違い、朴訥と歌っており、好感が持てました。 歌詞もメロディもとても素敵で、覚えやすい歌です。
「小さな世界」 ディズニーランドのアトラクション『It’s a small world 』のテーマソングで、陽気なアレンジで楽しく歌えました。
井上陽水「心もよう」 北山修、加藤和彦の「あの素晴らしい愛をもう一度」の2曲を歌いましたが、どちらも一世を風靡した歌で、いつまでも心に残ります。
「あの子はたあれ」 今日は童謡シリーズでリクエストされたお客様自らのリードで歌いましたが、「だあれ」と濁らず「たあれ」と歌わせるところが洒落ていますね。
歌集には3番までですが、4番もあるのでご参考までに載せておきます。
あの子はたあれ たれでしょね
お窓にうつった 影法師
お外はいつか 日が暮れて
お空に お月さん
わらい顔
読んでみると4番だけは少し感じが違いますね。 割愛されたのもその辺が理由でしょうか?
「私に人生と言えるものがあるなら」 原曲は「Faded Roses (色褪せたバラ)」と云うアメリカ民謡ですが、笠木透氏が意訳の歌詞を付け、高石ともや&ザ・ナターシャ・セブンが歌いました。 リズミカルですが、どこか切ない気持ちにさせる1曲です。
本日もたくさんのリクエストを歌いました。 体調がいまひとつでお休みのMr.Mがいないので、お客様にたくさん助けて頂きました。 Mr.Mも皆さんと歌えないもどかしさでいっぱいだと思いますが、完全復調を目指して欲しいです。 Mr.M復活の日まで、お客様方のお力を借りまくる所存です(⌒-⌒; ) よろしくお願い致します🙇♀️
次回は3週間先の開催で、しばらくお会いできません…………と寂しい気分でいましたが、気がつけばもう明後日に迫っています(*≧∀≦*)
4月13日に皆さんの元気なお姿に会えるのを、心待ちにしています。
神田陽子