2025年12月27日土曜日
土曜夜の歌声サロンラウム~12月13日のご報告~ 神田陽子

  この日は年に一度の恒例クリスマス仕様での土曜歌声🎄 大勢のお客に来て頂き、一足早いクリスマスムードを存分に楽しみました♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪


 Mr.Mお手製のクリスマス・ソング歌詞カードをお持ち頂き、全曲制覇を目指してスタートです。 私たちも嬉し恥ずかし(笑)被り物で気分アップ⤴️🎅🧑‍🎄🤶

 「サンタが町にやってくる」で一気にクリスマス・モードに。 続けて「赤鼻のトナカイ」「ママがサンタにキスをした」そしてお馴染み「ジングル・ベル」 オープニングに4曲続けて歌い、Mr.Mも『楽しいな〜 クリスマスソングはホントに楽しい!』とリードの声も一段と響きます((o(^∇^)o))🎶

 ここでリクエストタイムに突入です。 この日は皆さんのご了解を得て、リクエストはお一人1曲とさせて頂きました。 『リクエスト曲はクリスマスにこだわらず、いつものように自由に選んでくださって大丈夫です。』とお伝えしました。
 1年前のクリスマス・バージョンの日以来の麗しのN嬢が降臨。リクエストコールを引き受けてくれたので、この日のお客様はチャーミングボイスでお名前をコールしてもらえる幸せも享受されたのでした(#^.^#)

 リクエストは「見上げてごらん夜の星を」 何だかクリスマスにもぴったりな選曲でしたが、この曲はもはや日本のスタンダードのトップ5に入ること間違いなし! 1年を通してリクエストも多い1曲です。 
『手をつなごう僕と 追いかけよう夢を 二人なら 苦しくてなんかないさ』 このフレーズは語りかけるように抑えた感じで歌われて、また『見上げてごらん…』と歌い上げていくメロディラインも秀逸ですが、永六輔氏の歌詞は比類なき素晴らしいものだと思います。 歌っていると何故かしら涙が出てくるような… そんな作用もある素晴らしい楽曲です✨

 「詩人の魂」 シャンソンの名曲で、1951年のシャルル・トレネの曲です。 ジュリエット・グレコが歌ってヒットしましたが、日本では金子由香利、岸洋子なども歌っています。 優しい曲調で、はずむようなメロディがお洒落です。 シャルル・トレネは、同じく美しいシャンソン「ラ・メール」の作曲も手掛けています。

 「希望」 この曲も不動の人気を保っています。 作曲は「見上げてごらん夜の星を」と同じいずみたく氏で、元々は倍賞千恵子のミュージカルのために作られたそうですが、曲が長過ぎたためにレコード化は実現せず、その後フォー・セインツも歌い、岸洋子が大ヒットさせて今日に至ります。

 「灯」 これぞ『the 歌声』『うたごえ運動』の定番曲ですが、日本人にもよく馴染みのあるロシア民謡です。
 『夜霧のかなたへ 別れを告げ…』と、訳詩は歌謡曲の雰囲気も持っているように感じられます。それ故に日本人の好みに合っているのかも知れません。 日本語では、ゆったりとしたテンポで叙情的に歌われますが、ロシア語の原曲では、少し早めのテンポで行進曲風に歌われることが多いそうです。

 「小さいぐみの木」 お久しぶりのお客様からのリクエストでしたが、これも『うたごえ喫茶』で長く歌われてきたロシア民謡です。
 綺麗な哀愁漂うメロディは、心に深く染み入ります。

 「クリスマス・イブ」 1983年リリースの山下達郎の楽曲ですが、1988年にJR東海の『クリスマス・エクスプレス』のCMソングに採用されて一気に人気が出ました。 初代深津絵里に続き牧瀬里穂バージョンのCMの素敵さと相まって、J-POPクリスマス・ソングの代表曲となっています。 
 洗練されたメロディラインは大勢で合わせて歌うにはなかなか難しいですが、この曲が流れてくるとあのCMが目に浮かんできますね🎁🎄

 「北風小僧の寒太郎」 この季節には必ずリクエストされる冬の定番曲で、バラエティに富んだMr.Mの『かんたろ〜』の掛け声もお馴染みの1曲です。
 NHK『みんなのうた』で堺正章が歌っていましたが、元は同じNHKの『おかあさんといっしょ』内の『うたのえほん』コーナーから、『子ども向けの演歌があっても良いよね』と云うコンセプトで生まれた曲だそうです。
 作詞の井出隆夫氏は、当時流行っていた『木枯らし紋次郎』をモチーフに歌詞を書いたそうで、番組で最初にこの歌を歌ったのは田中星児でした。 『ヒューン ヒューン ヒュルルンルンルンルン…』の擬音が、冷たいはずの北風を何か楽しそうなイメージに変えてくれます。

 「やさしさに包まれたなら」 ユーミンの名曲ですが、現在同名のドラマが放送されていて、リクエスト者はご覧になっているそうです。(私も最初観ていましたが、途中離脱…^^;)もう最終回の頃ですね。
 確か主題歌もユーミンがこのドラマのために書き下ろした「天までとどけ」です。 「やさしさに包まれたなら」の歌詞は、メロディの軽快さに紛れてついつい見落としていましたが、意味深なフレーズが多いような気がします。
 まず出だしの『小さい頃は神さまがいて…』 この『神様』って誰? しかも『不思議に夢をかなえてくれた…』そうで、何とも羨ましいやら、妬ましいやら…(笑)   
『おとなになっても 奇蹟はおこるよ…』 『奇跡』をあえて『奇蹟』と書いたユーミンですが、『奇蹟』には、『神仏の超自然的な力による不思議な出来事』と云う意味があるそうで、仏教の『霊験(れいげん)』に近い意味合いのようです。
『目にうつる全てのことは メッセージ』 エンディングのこのフレーズは、タイトルの『やさしさに包まれたなら きっと…』に続く〆の言葉ですが、自分の周りの全ての事は、何らかの意味を持つメッセージだと集約させています。 ただし『やさしさに包まれ』ていないとそのメッセージは受け取れない… のでしょうか?(⌒▽⌒)

 「旅立ち」 1977年リリースの松山千春のデビュー曲ですが、その2年前のまだアマチュア時代の1975年、『全国フォーク音楽祭』の予選で歌われたのが初出です。 その際、札幌テレビ放送のディレクターに見い出されデビューのきっかけを掴んだそうですが、松山千春は『ニューミュージック』という言葉が好きでは無く、自分は『生涯 1フォーク歌手』だと言って譲りません。
 この曲に限らず、松山千春の曲は女性目線で語られるものが多く、「旅立ち」も、去っていく恋人を、(心の中では泣いているのに)笑顔で送り出そうとする健気な女心を歌っています。

 「シャンテ」 フランスのシンガーソングライター・俳優のジルベール・ベコーによる1972年の楽曲で、『シャンテ(Chante)』とは『歌おう』といった意味です。
 冒頭『ラララ… ラララ… ラララ… ラララ…』と美しい旋律のコーラスで始まり、低音で語るように歌い始め、またコーラス部分に戻りますが、日本語の歌詞を書いた川本優子氏は、このコーラス部分にも『胸に響く 歌があれば 夜は明ける 自由が見える…』と、独自の歌詞を付けています。 度々リクエストされる人気曲の1つです。

 「幸せを売る男」 シャンソンが続きます。 『心に歌をなげかけ歩く 私は街の幸せ売りよ…』で始まる、陽気で軽快な曲です。 525歌集の歌詞は戸田邦雄の作詞で、高 英男がこの歌詞でレコードを出しています。 
 『おいらヴァガボンド 幸福(しあわせ)と 楽しいシャンソン 売って歩く…』の歌詞は、岩谷時子が書いており、越路吹雪が歌っています。 芦野 宏は、薩摩 忠の訳詞でまた違う歌詞で歌っていますが、いずれも『幸せ』と云う目に見えない物を売るのです。『幸せ』は人それぞれ、自分だけが感じられるもので良しとしましょう。

 ここで前半終了。 差し入れのお菓子を頂きながら、しばし歓談の時を(๑❛ᴗ❛๑)

 後半は、クリスマススペシャル企画をお楽しみ頂きました🎄
 まずは、ピアニストによるソロ演奏を2曲披露してもらいました🎹  
『1曲目はよくご存知の曲ですから、聴いて当ててください。』 ピアニストの言葉に皆さん集中力が上がったような?( ◠‿◠ )    さてさてメロディがサビに入ると、あちらこちらで『うん、うん…』と首を振っていらっしゃる… もう皆さんお分かりの顔。 曲が終わって『はい、何の曲でしょう?』の問いに、真っ先に手が挙がったのは私の同級生の1人。意気揚々と『「恋人がサンタクロース」』見事正解でした(^-^)v       この曲がリリースされた後、『サンタクロース🟰恋人』の図式ができてしまい、クリスマスは恋人たちのものと云う概念が浸透して、ユーミンへのクレームも来たそうですから、何とも罪作りな曲ですね(๑˃̵ᴗ˂̵) 
でも、素敵なクリスマスソングです🤶

 『2曲めは、平和を祈ってジョン・レノンの「ハッピー・クリスマス」を弾きます。』
 穏やかな曲調ですが、副題は「War is Over(戦争は終わった)」 ベトナム戦争時に作られた反戦歌です。 24日付けの中日新聞の夕刊『夕歩道』にこの曲が取り上げられていました。 興味深い内容だったので引用します。
『反戦歌であり、ジョンとオノ・ヨーコさんの私信の歌でもある。 出だしに2人が以前のパートナーとの子の名前(キョウコとジュリアン)を呼ぶのだ。 会えなくなった人の幸せを願う聖夜もある。』 
 初めて知った事実に原曲を聴き返してみたら、確かに囁くような声で『Happy Xmas, Kyoko』『Happy Xmas, Julian』と入っています。
 優しいメッセージと共に、強く願われた世界平和。 今この一瞬も戦禍に苦しむ人々がいます。 ジョンの想いは全世界の人の想いです。 一日も早い停戦を願わずにはいられません。

 続いてMr.Mとピアノのセッションで 「メレ・カリキマカ(Mele Kalikimaka )」 ハワイのクリスマス・ソングで、この曲はN嬢のお気に入りなので、ピアニストたってのお願いでMr.Mが歌うことに。
 明るく陽気な曲調で、可愛らしい雰囲気のクリスマス・ソングです
 もう1曲は「The Christmas Song 」 これぞクリスマス・ソングの王道。 美しいメロディにうっとりと魅了され、最後は皆さんで『Merry Christmas to you…』と歌い、余韻に浸りました(#^.^#)

 この時季、街角やテレビから最も頻繁に流れているクリスマス・ソングかも知れない「ウインター・ワンダーランド」を歌って、再びリクエストタイムに。

 「あの日にかえりたい」  これも1975年リリースのユーミンのシングルで、ドラマ『家庭の秘密』の主題歌として使われました。
 ユーミンのワードセンスが随所に光る曲ですが、特にサビの『青春の後ろ姿を 人は皆忘れてしまう あの頃のわたしに戻って あなたに会いたい…』のフレーズには、過去の自分を懐かしむ気持ちがにじみ出ていますね。 最後のフレーズにも『少しだけにじんだアドレス 扉にはさんで帰るわ あの日に…』とありますが、この『あの日』は大切なターニングポイントだったのでしょうね。(その日に何があったのか? 気になるところです。)

 「亜麻色の髪の乙女」 この曲もコンスタントにリクエストされる人気曲です。 1968年に、ヴィレッジ・シンガーズがリリースしてヒットしましたが、2002年に島谷ひとみによるカヴァーバージョンがリバイバルヒットしました。 こちらはよりポップでダンサブルなアレンジで歌われています。 最後にドビュッシーの同名曲の一節が入るのは、我がピアニストオリジナルです🎹

 「野菊」 1942年(昭和17年)に発表された文部省唱歌で、可愛らしい曲調ですが、冬に向かって寒さが厳しくなる中、清らかに健気に咲いている野菊を歌っています。 この前年に太平洋戦争が始まり、日本は戦争という暗い世相の真っ只中にいました。 軍部から歌詞の軟弱さを追及された作詞の石森延男は『勇壮さと共にやさしさ(和)も日本の伝統の精神です』と主張し乗り切ったそうです。 

 「空に星があるように」 微妙にメロディが変わるこの曲。 難しいのですが、素敵な曲なので人気があります。 空から星が振ってくるようなピアノアレンジと、Mr.Mのパーフェクトなリードで歌いました。

 「虹と雪のバラード」  1972年2月に開催された、札幌冬季オリンピックのテーマソングです。 オリンピックに先立って、前年1971年2月から3月まで、NHK『みんなのうた』の『札幌五輪のうた』のコーナーで流されました。 それまでの『東京オリンピック』『日本万国博覧会』等のテーマ曲に倣い、この曲も複数歌手による競作となり、トワ・エ・モワ、黛ジュン、菅原洋一、ピンキーとキラーズ、佐良直美、ジャッキー吉川とブルー・コメッツらが歌唱しましたが、最終的にトワ・エ・モワに定着したそうです。 トワ・エ・モワのオリジナルだと思っていたので、こんなに多くの歌手が歌っていたことにびっくりですが、やはりトワ・エ・モワの爽やかな歌声がベストだと思いますね。 
 この曲は歌詞にも『サッポロの地』『オリンピック』とはっきり出てくるので、札幌オリンピックのテーマソングそのものですが、私は2番の『あれは夢? ちから? それとも恋…』のフレーズが、ロマンを感じられて大好きです。 来年2026年2月には、イタリアの『ミラノ・コルティナ冬季オリンピック』が開催されます。 この曲のリクエスト頻度も上がりそうです。

 「アヴィニョンの橋の上で」 珍しいリクエストでしたが、誰もが知っている曲でもありますね。 フランス・アヴィニョンのローヌ川に架かっていた『サン・ベネゼ橋』の完成を祝ったものとされているそうです。 15世紀頃に作曲されたと言われていますが、詳細は不明。 1501年に出版された楽譜『オデガドン』に収録されています。
 楽しく歌ってリクエストタイム終了です。

 ここで私からも1曲クリスマスの歌を紹介させて頂きました。
 クリスマス・シーズンにしか歌わないので、ほぼ年1登場の歌、辛島美登里の「サイレント・イヴ」 クリスマス・イヴを独りで過ごす女性の切ないバラードです。 『飾った花もカードもみんな  Merry  Christmas  for  Me…』のフレーズに、寂しさと若干の潔さが感じられます。(近頃では、ひとりぼっちのクリスマスを『クリぼっち』と言うそうですが…ʕ•ᴥ•ʔ )

 さて、Mr.Mリードのクリスマス・ソングメドレーも最終コーナーに差しかかり、ここから「もろ人こぞりて」「荒野のはてに」「もみの木」「聖夜」と4曲続けて歌い、ラストは、「ホワイトクリスマス (White Christmas)」をムーディーに歌ってお開きとなりました。

 クリスマス・ソング てんこ盛りでお送りしたこの日の土曜歌声🎄 お楽しみ頂けたでしょうか? 頭の中にクリスマス・ソングが充満して、ついつい口ずさんで帰られた方もいらっしゃるのでは?( ◠‿◠ )

 次回12月27日は今年最後の土曜歌声となります。 年の瀬で何かと気忙(ぜわ)しい頃ですが、ご都合ご体調がよろしければ、是非歌い納めにいらしてください♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
 もう本日(笑)です。 予報では、寒波の襲来でとても寒くなるようです:;(∩´﹏`∩);:
 防寒対策万全でお越しくださいね( ◠‿◠ )

                                神田陽子



 
Template Design: © 2007 Envy Inc.