2019年3月28日木曜日
3月23日:ラウム日響にて 土曜歌声~神田陽子


323日の池下ラウム日響の歌声は、寒の戻りの肌寒い日の開催となりました。
そんな中、たくさんのお客様に来て頂きとても嬉しかったです。

この日は、ラウムのベテランソングリーダー(以後M)が助っ人で来て下さり、525195歌集の私の未知の歌で大いに助けて頂きました。
今後も度々参上される予定なので心強い限りです。

ファーストソングには、さだまさしさんの「ぼくにまかせて下さい」を選びました。
婚約者であろう彼女の母親の墓前で愛を誓う歌ですが、「彼岸過ぎたら 僕の部屋も あたたかくなる 」の歌詞から、これが春のお彼岸であると窺えます。
この時期に毎年歌いたくなる1曲です。

リクエスト1曲めは、335歌集から「寂しいカシの木」でした。     ちょうど始まる前に、ボニージャックスが歌っているものとは違うメロディーだと話していたところでした。 
ボニーの方は、作曲が西脇久夫さんでNHKの「みんなのうた」で歌われており、 335の方は木下牧子さんのバージョンでクラシカルな雰囲気のバラードに仕上がっています。
この歌の作詞は、「アンパンマンマーチ」でお馴染みのやなせたかしさんですが、幼い頃に両親と別れなければならなかった自身の境遇から作られた歌だそうです。
「さびしいことに なれてしまった」と繰り返されるフレーズには、なんとも言えない悲しさ、切なさを感じます。

 ここから前半は335からのリクエストが続きます。   「守ってあげたい」「春なのに」「愛は傷つきやすく」   これは男女で分かれて歌いましたが、にわか仕立てとは思えない出来栄えでした( ´)
「異邦人」は、以前からのラウムのお客様ですが、私たちの母娘歌声には初お目見えの方からリクエストされました。
 「カントリーロード」を出されたのは、いつも素晴らしい高音で歌われる女性のお客様。「英語だけで」とのことで、これには洋楽もお得意のM氏も加わって迫力の歌声になりました。

お次は、195歌集から「花かげ」   常連男性客からのリクエストでしたが、作詞 大村主計(おおむら かずえ) は、西條八十に童謡の作詞を学び、この歌は自分のお姉さんがお嫁にゆく寂しさを書いたものだそうです。

「いい日旅立ち」「やさしさに包まれたなら」の後、「Best  Friend 」「 未来へ」と2曲続けて Kiroro の歌が出ました。
 「白いギター」をリクエストされたのは、本日初めていらした女性のお客様ですが、周りの優しい常連さん達とうち解けたご様子でした。

 リクエスト2巡目に入ると、525歌集からの歌が立て続けに出され、私のお願いでM氏の朗々たるリードに合わせ、皆さんも前に出て大熱唱です。
「マンマ」「ラ・スパニョーラ」「ひまわり」「夢見る想い」 335の「地上の星」と歌い、195の「ちんちん千鳥」は、リクエスト者自ら、歌の流れや音の変化を解説して下さいました。

「すみれの花咲く頃」は宝塚歌劇団の代表曲ですが、周知の「すみれの  はな  さくころ 」の前歌のメロディーが美しくて、私もこれは歌声で知ったのですが、とても気に入っているところです。

 「マリネラ」もリクエスト者共々前で歌って頂き、お次の「コーヒールンバ」は、ピアニストもノリノリ、渾身の演奏でした()

アリスの「チャンピオン」を力強く歌い、ラストはガラッと変わって  「忘れな草をあなたに」でしっとりとお開きとなりました。

お別れは、「もしも明日が」   近頃定番になっていますので、皆さんもすっかり歌いこなしていらっしゃいますね(^^)

次回は少し間が開きますが、413日開催です。 春爛漫の頃、春の歌がたくさんリクエストされるでしょうか?  季節感も大切ですが、どの季節の歌をいつ歌おうと全く関係ありませんので、どうぞ自由に何でも歌いにいらして下さい。
ではまたお会い出来るのを楽しみにしております。

                                                                               神田陽子



 
Template Design: © 2007 Envy Inc.