皆さま、お元気でしょうか?
2月22日の開催を最後に、土曜歌声はずっとお休みしております。
あれから2ヶ月、新型コロナウィルスの蔓延で世界は一変してしまいました。
日本も遂に全国に緊急事態宣言が出され、全国民が目に見えない敵と闘っている状態です。
辛い時、苦しい時、悲しい時、本来なら人々は集い、励まし合い、そして必ず共に歌う姿があります。 一緒に歌うことでいろんな想いを共有でき、共に笑い、共に泣き、また頑張る力が生まれるものです。
今、人々は集うことができません。 いわんや一緒に歌うことなど望むべきもありません。
本当にこんな世の中になるなんて誰が想像したでしょう。 今年はオリンピックイヤーとして華々しく明けたはずでした。 そのオリンピックも延期になり、関係者の困惑はいかばかりかと思われます。
コロナ関連のニュースを観ていると気分も滅入って来ますが、今は誰もが我慢の時です。
新しいイベントとして企画しておりましたルブラ王山での「ティータイム歌声」も、先行きの分からない現状を鑑みてやむを得ず中止となりました。
残念でなりませんが、「歌声サロン ラウム」は必ず再開しますので、この騒ぎが落ち着くまでお待ち頂きたくよろしくお願い致します。
先日、芸能人を中心に「上を向いて歩こう」を歌いつないでいく動画を見ました。坂本九ちゃんの奥様、柏木由紀子さんもメッセージを寄せていました。
また昨日は、以前のコンサートの映像で「明日があるさ」が流れており、思わず一緒に歌ってしまいました。
ラウム歌集でも人気のこの2曲。 改めてその素晴らしさを痛感しました。 皆さんと一緒に歌いたいなぁ、、、
4月から始まったNHKの朝ドラは、作曲家
古関裕而とその妻の物語です。 ラウム歌集にも数多く収められている古関メロディ。 今後ドラマの中でもたくさん流れること必至なので楽しみですね。
ドラマのタイトルが奇しくも「エール」 まるで今の状況を見越していたかの様なタイムリーなタイトルに、毎日励まされている気分です。
この状況がいつまで続くのかは分かりませんが、この様な時必ず言われる言葉「明けない夜は無い」を信じて、また皆さまにお会いでき、一緒に歌える日が一日でも早く来ることをスタッフ一同心より願っております。
皆さまどうぞくれぐれもご自愛の上、共にこの困難を乗り越えましょう。
神田陽子