朝夕はめっきり秋らしくなって来たこの日は、ピアニストの助言に従い「まっかな秋」「村祭」を続けて歌いスタートしました。
ファーストリクエストは、久しぶりに来てくれた私の元同僚から「赤い風船」
「となりの美代ちゃん」と親しまれた浅田美代子さんのヒット曲です。 彼女は私のいっこ上ですが、今では大女優の貫禄も出て来ましたね。
195歌集から「公園の手品師」 私はラウムで知りましたが、「低音の魅力」のフランク永井さんが歌っています。 「らららん らららん、、」のフレーズが可愛らしい曲です。
「もしもピアノが弾けたなら」 人気曲の1曲ですが、ピアノがフィーチャーされたイントロ、間奏も素敵ですね。
「小さな木の実」 秋にピッタリなこの曲も、歌声サロンでは度々リクエストされていてすっかりお馴染みです。
「涙くんさよなら」 同名映画の主題歌でした。 お洒落なアレンジで全く古さを感じさせない1曲です。 前回リクエストされた「夕陽が泣いている」は、この映画の挿入歌です。
[いっぱいのコーヒーから」 1939年(昭和14年)の曲ですが、当時としては珍しいジャズ調のモダンな曲です。 作曲は 服部良一氏。 実はビール党の服部先生、当初タイトルを「1杯のビールから」としていたそうです。 それをコーヒー党の作詞の 藤浦洸氏が「1杯のコーヒーから」に直してしまった、と云うエピソードがあります。 歌い出しの「コーヒー」を「コーヒ」と歌うのが洒落ているなぁ、と思っていましたが、3文字の「ビール」に当てたメロディなのでそのように歌う様になったのでしょうか?
「リンゴの花咲く頃」 私は不案内だったので、Mr.Mと良くご存知の皆さんに助けて頂きました。 歌声喫茶で長く歌われて来たロシア民謡です。
「愛燦燦」 小椋佳 作詞作曲の名曲ですが、特に歌詞の秀逸さが光ります 「過去達は 睫毛に憩う」「未来達は 人待ち顔してほほえむ」の表現は、小椋佳のセンス無くしては決して生まれなかったでしょう。
「ステンカラージン」 遠い昔、音楽の時間に習ったこの曲を、リクエスト者の素晴らしいリードで歌いました。
お次のリクエストは、本日のニューフェイス、お初のお客様から「虫の声」 虫の声の擬音がたくさん出てくるこの歌。 小学校で覚えたでしょうか? 今では虫が苦手な私も、その頃は虫取りに興じていた様に思います。 そう言えば父が好きだったので、毎年夏になるとキリギリスを捕まえてその鳴き声を楽しんだものです。 一度など年を越えて生きていたので、父共々新聞に載ったこともありました🦗
「いとしのエリー」 珍しいリクエストでしたが、サザン・オールスターズの大ヒット曲で、レイ・チャールズも英語歌詞でカバーしている名曲です。
「枯葉」 リクエスト者のMr.Mのリードで、ピアノのアレンジも楽しみながら歌いました。
ピアニストから「ユーミンの曲で、大好きなので、、」とリクエストされたのは、335歌集の「海を見ていた午後」 ユーミンの洗練された感性が、聴く人の心に響く美しい1曲です。
ここで小休止。
アリスの「秋止符」を紹介曲に選び後半スタート。 夏の日を過ごした男と女は、別れてしまったのでしょう。 「終止符」の意味合いも持たせたタイトルが振るっていると思いませんか?
リクエストは吉田拓郎「夏休み」 夏の風物詩の様な歌詞をのんびり歌っている内に、懐かしい夏休みの出来事を思い出した方もいらっしゃるのでは?
「人生劇場」 村田英雄が歌った「the 義理と人情」と言える骨太の曲です。 尾崎士郎の同名小説は、13回も映画化されたそうです。
「卒業写真」 これもユーミンこと松任谷(荒井)由実の名曲中の名曲。 今年歌手生活50周年のユーミンですが、彼女の出現でフォークからニューミュージックへの転換期を迎えたとも言われている、今風に言えばスーパーインフルエンサーで間違い無いでしょう。
「エリカの花散るとき」 優しい雰囲気のこの曲を、リクエスト者の柔らかい歌声でリードして頂きました。
「宇宙戦艦ヤマト」 前曲から気分を180°切り替えて、元気に力強く大声で歌いました。あたかも凄まじいエネルギーが、波動砲となって発射されたかの様な歌声でしたΣ('◉⌓◉’)
「愛はかげろう」 おそらく初めてのリクエストで、私もピアニストも動揺を隠せません(笑) サビの部分は皆さん良くご存知でしたが、言葉の乗せ方が難しいのでまだまだ勉強不足でした。 歌っていたのは、当時中京大学の学生デュオ 「雅夢 」で、歌番組ベストテンでは、中京大学からの中継もあったことを覚えています。(なのに歌はうろ覚えσ(^_^;)
「いちご白書をもう一度」 これもユーミンの傑作で、バンバンが歌って大ヒットでした。 映画「いちご白書」をタイトルに持ってくるセンスに脱帽です。
「乾杯の歌」 途中、早口言葉の様な歌詞があるので、少しゆっくり目に歌ったつもりですが、やっぱり途中遅れてしまいます。 ただこれもかなりエネルギーを消費する曲です。
「昴」「黒百合の歌」「Believe」と、曲調の違う3曲を歌ってリクエスト終了。
今回もあらゆるジャンルの歌を歌いましたが、何となくユーミンの曲が多かった様な気がしました。 その流れを切らさない想いで、ラストソングには「やさしさに包まれたなら」を選び、お開きの曲としました。
この翌日、ポートメッセで小田和正コンサートに参戦して来ました。 御歳75歳の小田さんですが歌声はちっとも衰えておらず、アンコールも4〜5曲歌い驚くばかりのパワーです。 私が何より嬉しかったのは、前回紹介曲として出した私の推し曲「秋の気配」を歌ってくれたことでした( ◠‿◠ )
次回は10月22日。 もう明日に迫っています。 朝夕と昼間の気温差が身体に堪えますが、防寒対策もぬかり無くご参加頂ければと思います。
では明日、お会いできることを楽しみにしています。
神田陽子