全国が大寒波にすっぽり覆われ極寒のこの日、名古屋市内も未明から雪が断続的に降っていました❄️❄️
池辺御大からも開催を心配されているメールを頂きましたが、少人数ながらご予約のお客様がいらっしゃるので開催の方向で心づもりしていました。幸い市内の雪はお昼ごろまでには溶け始めたので、予定通り開催できました♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
あの寒さの中来て下さった方々には感謝しかありません🙇♀️
雪が降ると思い出される歌、その名も「雪」 何のひねりもありませんが、この歌でスタートです。 『犬は喜び 庭駆けまわり…』の歌詞がありますが、我が家の老犬(14歳)も、雪の中でなんだかテンション上がっていました🐕
『雪や こんこ』の『こんこ』は、『来む 来む』がなまったもので、『雪よ(もっと)降れ降れ』と云う意味だそうです。
リクエストは雪つながりで「雪山讃歌」 アメリカ民謡「Oh My Darling, Clementine (いとしのクレメンタイン)」のメロディに、京都帝国大学山岳部の西堀榮三郎らが独自の歌詞をつけて、1927年(昭和2年)に群馬県の嬬恋村で誕生したそうですが、この歌のために作られたような旋律は覚えやすくて、誰もが知っている日本の唱歌となっています。
ユーミン「やさしさに包まれたなら」 八神純子「水色の雨」の人気曲を2曲歌いましたが、どちらも度々リクエストされるので皆さん良くご存知です。
「冬の夜(よ)」 文部省唱歌として明治45年に『尋常小学唱歌(第3学年用)』に初出。 作詞 作曲は不詳です。
2番の歌詞『過ぎし戦の想い出語る』は、元は『過ぎし戦の手柄を語る』だったそうで、父親の語る自慢話に子供たちも奮い立ち『こぶしを握る』となるのでしょう。
家の中は『囲炉裏火はとろとろ』と暖かく、『外は吹雪』と、外の寒さとの対比が素晴らしいです。
「白い想い出」 山崎 唯(ただし) 作詞 作曲のこれも雪の歌ですが、寒くて冷たい雪ではなくて、何とも言えず温かい気持ちにさせてくれる雪の歌です。
優しい曲調のこの歌をダーク・ダックスを初め、多くの歌手がカバーしていますが、鮫島由美子バージョンは、美しい声でクラシカルに聴かせます。
「サザエさん」 日曜日の夜の定番となって55年。 ギネス世界記録にもなっている国民的アニメ『サザエさん』のテーマソングで、おそらく知らない人はいないと思われる1曲です。
アニメの声優さん達もずいぶん変わってしまいましたが、主役はずっと加藤みどりさんのままなのも人気の理由でしょう。 どうしても初めて聞いた『声』でキャラクターのイメージが決まってしまうので、『声』って大事ですね。
珍しいリクエストでしたが、愉快に楽しく歌って盛り上がりました。
アニソン続きで「ドラえもんのうた」 『こんなこといいな できたらいいな』で始まるお馴染みの歌ですが、1979年にアニメ『ドラえもん』のオープニングテーマとして作られました。
2000年の映画『ドラえもん のび太の太陽王伝説』では、この歌をウィーン少年合唱団が天使の歌声で歌っていますが、編曲監修とピアノ演奏は羽田健太郎さん、ドラえもんの台詞は大山のぶ代さんが担っています。
このアニメも声優さんが変わっていますが、あの独特な『ぼく、ドラえもん』は、やっぱり大山のぶ代さんでなきゃ、と思うのは私だけでは無いでしょう。
「フルーツサラダのうた」 『フルーツサラダ ジョリ ジョリ ジョリ…』 日本語で歌うと何か変な感じの『ジョリ ジョリ ジョリ』 『ジョリ』は『Jolie』で、フランス語で『可愛い、素敵な』と云う意味で、原曲のシャンソンでは、『フルーツサラダちゃん』と云う女の子の名前(あだ名?) だそうです。
この歌の後、『昔母の作るポテトサラダにはりんごが入っていて美味しかったけれど、我が家の子供たちには不評だった』と言ったところ、ポテサラにりんごを入れるのに多くの賛同を得て、溜飲を下げた私です( ◠‿◠ )
古いタイプの母親を歌った、さだまさしの「無縁坂」をしみじみと、 ラウム歌集の数少ない演歌、石川さゆりの「津軽海峡冬景色」をピアニストのダイナミックなアレンジで歌いました。
「太陽がくれた季節」 久しぶりのリクエストでしたが、335歌集の人気曲です。
1972年リリースの『青い三角定規』のヒット曲で、ドラマ『飛び出せ!青春』の主題歌でした。 特徴的なイントロで始まるこの曲は、軽快なテンポではち切れんばかりの若さ溢れる曲です。
村野武範が熱血教師を演じたこのドラマの合言葉『Let’s begin ! 』も流行りました。
ここで小休止。 少数精鋭の日はおしゃべりタイムもゆっくり取れるので、皆さん楽しく歓談されていました(๑>◡<๑)
後半は「酒と泪と男と女」でリスタート。 この曲は48歳で急逝した河島英五のヒット曲で、彼の男っぽい骨太の歌い方が特徴的ですが、当サロンでは、ピアニストのアレンジがゆったりと優しい曲調になっているので、しっとり歌いました。 切々と語りかける様な歌詞は、どのように歌っても心に沁みます。
リクエストは「別れの朝」 ペドロ&カプリシャスのデビュー曲で、初代ボーカルの前野曜子が歌いヒットしました。 原曲はオーストリアの歌手ウド・ユルゲンス作曲の「Was Ich Dir Sagen Will (君に伝えたいこと)」で、日本語歌詞は なかにし礼が書いていますが、内容はかなり違うみたいです。 甘いメロディに、切ない別れの歌詞がよくマッチしています。
「世界に一つだけの花」 ファンならずとも誰もがかすかな望みを持っていたと思われるSMAPの再結成は儚い夢と散ってしまい、この歌を彼らが歌うことはもうありませんが、『No.1にならなくてもいい もともと特別な only one』の名フレーズで始まるこの名曲は、街角の歌声サロンでも未来永劫歌い継いでいきたいですね🌺
「ひょっこりひょうたん島」 同名の人形劇番組の主題歌です。 小学生だった私はこの番組が大好きでした。 島が海を漂って行くシュールな発想に何の疑問も持たず、ただ毎日ワクワクしながらテレビの前に座っていたものでした。 このブログを書き始めていろいろ調べている内に、この物語には深刻な裏設定のような物もあると知りました。 けれど、やはり子どもたちを中心に繰り広げられる、ドタバタ冒険譚、心温まるストーリーで良いのだと思います。
『泣くのはいやだ 笑っちゃお』と前向きな歌詞に相応しい、愉快で楽しい曲です🏝️
「 Believe 」 NHK 『生きもの地球紀行』の3代目エンディングテーマとして、1998年に発表されました。 作詞 作曲は杉本竜一氏で、この番組の他のテーマ曲も一手に担っています。
この曲は合唱曲として、卒園式・卒業式の歌として長く歌われています。娘も小学5年生の時に合唱でこの歌を歌っていましたが、ちょうど私のもとで英語を習い始めた頃で、『I believe in future …』のところでは、『fやvはつい唇を噛んじゃう』と生意気なことを言っていたのを思い出します(*^^*) 歌詞もメロディも全体的に優しさに満ちている1曲です。
「私の城下町」 小柳ルミ子のデビューシングルで、1971年度のオリコン年間シングルチャート1位となり、その年の『日本レコード大賞・最優秀新人賞』を受賞しています。
この『城下町』が何処なのか? と云う問いに、作曲の平尾昌晃氏は『諏訪高島城と上諏訪の街をイメージした』と語っています。
同時代にデビューした天地真理、南沙織と『新三人娘』と称されましたが、三人三様のアイドルでしたね。
「恋のフーガ」 ザ・ピーナッツの1967年発表の楽曲で、「恋のオフェリア」「恋のロンド」などの『恋』シリーズの一つでした。
作詞 なかにし礼、作曲 すぎやまこういち 両名のヒットメーカーが作っていますが、特筆すべきはそのアレンジで、編曲を担当したのは宮川泰でした。 『フーガ』のイメージでは上手くいかず、思い切って『少し怖い感じ』にしたとのことです。 オリジナルではイントロにティンパニーを使用して歯切れの良い音を演出しています。
ピーナッツの独特なハーモニーが素敵なこの曲。 この日はハモリ姫が不在でしたので、いたらきっと素敵にハモってくれたでしょう。
「さらば涙と言おう」 『飛び出せ青春』とほぼ同時期に放映していた青春ドラマ『おれは男だ』の主題歌で、主演の森田健作が剣道着姿で海辺を走るオープニングで流れていました。 この頃の青春モノには海辺を走ったり、夕陽に向かって叫んだりするシーンが付きものでしたね(๑>◡<๑) (余談ですが、森田健作ファンの友だちに付き合って高校の剣道部の見学に行って、一緒に入部してしまったのは…私です(//∇//)
「星のフラメンコ」 1966年にリリースされた西郷輝彦のシングル。 その年ヨーロッパ旅行をした西郷は、スペインのマドリードで鑑賞したフラメンコにいたく感動し、帰国後浜口庫之助を訪問した際に、その感動を熱く語ったそうです。 浜口庫之助も西郷の新曲準備に入っていたこともあり、新曲はフラメンコのリズムで制作することに意見が一致したといいます。 独特のリズムに手拍子も入って、情熱的な歌で盛り上がりました。
「オリビアを聴きながら」 1978年の杏里のデビュー曲で、作詞 作曲はシンガーソングライターの尾崎亜美。 杏里の楽曲を担当することになり、雑談の中で『杏里がオリビア・ニュートンジョンが好き』と云うことが判り、この歌が生まれたそうです。 発売当時は目立ったヒットにはならなかったのですが、尾崎亜美自身を初め、多くの歌手にカバーされて、今や日本のスタンダード・ナンバーの1つになっています。
サビの英語のフレーズ『making good things better」は、オリビアが1977年に発表した楽曲「MAKING A GOOD THING BETTER」に由来しています。
「ひとりじゃないの」 1972年発売の、天地真理の3枚目のシングルで、彼女の最大のヒット曲になっています。 満面の笑顔で歌うイメージの『真理ちゃん』の、アイドルとしての地位が確立された曲でしょう。 あの頃の男子中高生は、みんな天地真理に夢中でしたね🥰
ラストリクエストは「エーデルワイス」 ミュージカル映画の傑作『サウンド・オブ・ミュージック』の劇中歌です。 祖国を追われる哀しさを、祖国の花である『エーデルワイス』に託して歌っているのはトラップ大佐。 優しく切ない歌声が胸に迫るシーンです。
ラウムのトラップ大佐、Mr.Mのリードで、英語と日本語で歌いました。
本日のラストソングは、私が先日ある会社の新年会に参加した折、ゲストで来ていた『ダ・カーポ』の歌より、「宗谷岬」と「野に咲く花のように」の2曲を続けて歌いました。
『ダ・カーポ』は本来ご夫婦デュオですが、その日はお母さんとフルート奏者のお嬢さんの『母娘』でのパフォーマンスでした。 合間に交わされる会話には、ふつうの親子の日常が現れていて共感すること多々ありでした。
次回は、2月22日。 2のゾロ目です。 今年は1月11日に歌い初めでしたので、ゾロ目続きで何となく嬉しくなります( ◠‿◠ ) が…またまた本日なのです。 そしてこれもまた前回に引き続き大寒波襲来と重なってしまいましたʕʘ‿ʘʔ 雪の心配は無さそうですが、お越し頂く皆さま、くれぐれも寒さ対策万全でいらして下さいね。 よろしくお願い致します🙇♀️
神田陽子