2016年10月24日月曜日
10月22日の短歌会館 日記

  1022日の土曜歌声は、心配された雨も降らず、この日開幕の日本シリーズにもかかわらず8名のお客様に来て頂きました。

 オープニングは 黛じゅん「天使の誘惑」野口五郎「私鉄沿線」と昭和歌謡2曲を懐かしく歌いました。
 リクエスト1曲目は、イルカ「海岸通」メロディの美しい曲です。作曲は、「なごり雪」の伊勢正三。このコンビの歌は何曲かありますが、どれも素敵です。

杏里「オリビアを聴きながら」チューリップ「おもいでのアルバム」と続きます。最後のフレーズ「もうすぐみんなは1年生」とあるので、小学校入学前の卒園の唄ですね。「はるかな友に」音楽の時間が懐かしく思い出されます。

「君をのせて」宮崎駿アニメ「天空の城ラピュタ」のテーマソング。 ちあきなおみ「黄昏のビギン」今年亡くなられた永六輔さんの詩を、中村八大さんのお洒落なメロディが引き立たせています。

 次は歌声初のリクエスト、斉藤和義「歌うたいのバラッド」難しい歌で勉強不足が否めず、今後の課題となりました。ヴィレッジ・シンガーズ「亜麻色の髪の乙女」同名曲ドビュッシーの旋律もちょっぴりアレンジされました。

堺正章「街の灯り」イルカ「雨の物語」これも伊勢正三作曲の名曲です。石橋正次「夜明けの停車場」で前半終了。

 後半は「鉄腕アトム」「およげたいやきくん」で元気よく開始です。
 リクエストは中村雅俊「ふれあい」テレビドラマ「われら青春」の挿入歌で、下駄履きの中村雅俊がギターを弾きながら素朴に歌っていました。

 チェリッシュ「白いギター」千賀かほる「真夜中のギター」と奇しくもギターつながりで2曲。  アリス「遠くで汽笛を聞きながら」音域が2オクターブもある難曲を熱唱し、アニメソング「宇宙戦艦ヤマト」で大合唱へ。迫力あるピアノ伴奏でピアニストも渾身の演奏です。  坂本冬美「また君に恋してる」で少しクールダウン。

 荒木一郎「空に星があるように」とても素敵な曲なのですが、メロディが微妙に移り変わり、言葉ののせ方も難しくいまいち自信の無い私は、リクエスト者と他お二人の助けをお借りしました。 「空」と云う言葉には「太陽」や「月」もよくセットになりますが、やはり「星」と云う言葉が一番ぴったり合う様に思いますがどうでしょうか?

 和田アキ子「あの鐘を鳴らすのはあなた」近頃よくリクエストされますが、静かな出だしから徐々に盛り上がり、R&Bのリズムに乗って歌い上げる歌です。作曲は「青春時代」の森田公一さん。作詞は阿久悠さんで、彼の膨大な作詞の中でも特に評価が高いそうです。 

天地真理「水色の恋」詩の中にある白雪姫がニックネームとなり、一大真理ちゃんブームが起こりました。チューリップ「サボテンの花」人気ドラマ「ひとつ屋根の下」の主題歌に使われました。

ユーミンこと松任谷由美が、まだ荒井由美だった頃の名曲「ルージュの伝言」口紅をルージュと言うのだと、初めて知った歌でした。後に宮崎駿のアニメ「魔女の宅急便」で流れたため、幅広い世代に人気のある曲です。 中山千夏「あなたの心に」を和やかに歌い、本日ラストソングは、ザ・ピーナッツ「恋のフーガ」 双子ならではの絶妙のハーモニーで、数々のヒット曲を飛ばした姉妹も故人となり寂しい限りですが、街角の歌声サロンで彼女たちの歌が歌い次がれているのを喜んでもらえたら良いな、と思います。

 毎回30曲前後の歌を歌いますが、今回は全27曲中24曲が新歌集335からの物で、335を広めるべく始まった土曜歌声にとっては喜ばしく感謝に絶えません。もちろんスタンダード歌集525もお楽しみ頂けますのでどんどんリクエストして下さい。
 
 次回は1112日、17時半開始です。 一緒に歌いながら深まる秋を感じてみませんか?
  時節柄、お風邪等召されませんようご自愛下さい。


                  神田陽子



 
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