4月22日の土曜歌声は、珍しく男性のお客様が1人と云う、さながら女子会の様な華やかさでした。
桜もすっかり葉桜になり、この花の出番も待ち遠しく思われ、一青窈「ハナミズキ」をオープンニング曲に選びました。
今回から、いつもの335、525歌集に加え、195歌集も使用することになり、より多くの曲の中から歌うことができるようになりました。
3冊の歌集の中では、一番新しい335からのリクエストがやはり多いのですが、1000余曲の中から選べるのはありがたいことだと思います。
今回初めてのお客様が2名いらして、内一人は私の高校の後輩かつ妹分の様な人で、30年ぶりの再会、嬉しいサプライズでした。
もうお一人は、今や準レギュラーの方のお友達でしたが、お楽しみ頂けたら幸いです。
後半は、先日亡くなられたぺギー葉山さんを偲んで、「南国土佐を後にして」と
「ラ・ノビア」で始めました。 伸びやかで、哀愁を感じさせるあの歌声、惜しまれますね。
偉大な歌手の方が亡くなると本当に残念な思いでいっぱいになります。
でも、素晴らしい歌は永遠に歌い継がれてゆくので、その歌い手もいつまでも人の心に残ることでしょう。
今回はお一人3曲のリクエストを頂き、最後の紹介曲は、さだまさし「道化師のソネット」
人生を行く自分達を舟人や山びとにたとえ、「笑ってよ~」と語りかけるこの歌には、笑顔が哀しみを救うのなら、自分はピエロになれる、と云う優しさであふれています。
サーカスのピエロは涙を流しながら、おどけて笑いを誘います。
本当は自分も哀しみでいっぱいなのでしょうね。
来月からは、今まで5時半始まりだった遅番が5時15分始まりになります。 15分早く始まりますが、エクストラタイムもあるので、少々遅れていらしても大丈夫です。
早番は、16時半の始まりで変わりません。
次回は5月13日、17時15分始まりです。
ゴールデンウィークもあるので少し間が空きますが、また一緒に楽しく歌えることを願ってお待ちしています。
神田陽子