2017年5月28日日曜日
5月27日の土曜歌声~神田陽子

 527日、前日の大雨とはうって変わった爽やかなお天気のもと、土曜歌声は始まりました。

 先回お話していた「未来へ伝えたい名曲100選」が、ラウム通信号外として出来上がり、皆さんにお配りしました。

 335からは30曲余り入っており、その中から梅沢富美男さんの「夢芝居」を最初の曲として歌いました。

 これは小椋佳さんの作詞作曲になるもので、梅沢富美男最大にして唯一(?)のヒット曲です。
 普通のおじさんの梅沢さんが、本当美しい女形に変身しての踊りも見事ですね。

 リクエストを頂きながら、いつも通りの進行でしたが、今回は525からも多く出て、なかなか苦戦(お客様に助けて頂きながら歌っていきました。

 初めてのお客様は「我は海の子」を リクエストされましたが、これは文部省唱歌に選定されている割には、作者不詳と云う曲で、いったいどういう経緯で作られ、選定されたのか不思議です。

 5番まであるのですが、歌詞は少々難解な言葉もあるものの、「海の子」の元気溌剌とした曲調になっていて歌い易いです。

 毎週日曜日お昼に放送されているNHK「のど自慢」ですが、ラジオ放送が1946年、テレビ放送は1953年に開始され現在まで続いている超長寿番組です。

 これを観ていると、歌が人の人生にいかに大きく関わっているかがよく解ります。 人生の喜怒哀楽が、数々の歌と共に披露されるので思わずもらい泣きしてしまうことも、、

 今、本日放送の「のど自慢」を観ていますが、13歳の中学1年生の男児が、三田明さんの「美しい十代」を歌ったのには驚き!  司会者の質問に「おじいちゃんに教わった」とのこと。
 祖父と孫を結ぶ1曲が、335にも入っている「美しい十代」だったので嬉しくなりました。

 その後も若い出場者が続きましたが、川口恭吾さんの「桜」を歌って見事合格した医学部の学生さんは、闘病中の祖父と母の応援のため、その次の若い女の子は、高知開催と云うこともありペギー葉山さんの「南国土佐をあとにして」を、おじいさんの誕生日を祝して歌っていました。

 日曜日のお昼、お家にいらしたら是非「のど自慢」をご覧になることをお勧めします。
 何だかほっこりした気持ちになれ、自分もまた歌いたくなること請け合いです。

 「のど自慢」の話題が長くなりましたが、要するに歌を唄うことの素晴らしさを改めてお伝えしたかったのです。

 歌声のラストソングには、人気曲、岩崎宏美さんの「聖母たちのララバイ」を選び、今週は終わりました。

 次回は、61016時半からの開催です。

 「のど自慢」をご覧になった方も、ならなかった方も多数のご参加をお待ちしています。




 
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