4月14日の土曜歌声は、
あいにく雨模様の天候の中、15名のお客様をお迎えして開催しました。
土曜歌声は、この日から3年目に突入しました。 なんとかここまでやって来れましたのも、温かいお客様方のお陰だと感謝しております。
ファーストソングに選んだのは、335歌集でも人気曲の、一青窈「ハナミズキ」 ラブソングの様に聞こえますが、
平和への願いを込めて作られた曲でもあるそうです。
折しもアメリカがシリアへの攻撃を開始して、世界情勢が不穏な時。 世界平和を願わずにはいられません。
クラシックに特化した70歌集からのリクエストも出されましたが、歌うのにはなかなか難しい曲でも、美しいメロディを聴いているだけでも心地良さを感じられます。
今回も3冊の歌集から沢山のリクエストが出されました。 全部合わせて1000曲を超える中から選ぶのですから、選曲に迷われる方もいらっしゃいますが、その日歌えないとしても「次回はこの歌を」と、またの来訪で歌って頂けたらと思います。
今回初めてのお客様の内、お一人はネット検索でいらしたそうで、インターネットの普及に伴い、今後この様なお客様が増えることを切に願っています。
もう一人のお初客は私の新しい友人で、彼女からのリクエストは、これも3年目にしてお初曲、堀江淳「メモリーグラス」 「水割りをくださーい」で始まる大ヒット曲ですが、うろ覚えで歌ってしまい申し訳なかったと反省です。
因みに堀江さん、「水割り」はそれほどお好きではないらしく、飲みに行くと必ず「水割り」が出てくるのには閉口していると、以前替え歌で歌っていたのを思い出します。
このように歌っていない曲もまだまだたくさんあるので、今後順次紹介してゆくつもりです。
若いお客様からリクエストされた「蘇州夜曲」 作詞 西條八十、作曲
服部良一の異国情緒たっぷりの名曲ですが、1940年の映画「支那の夜」の劇中歌として発表されたそうです。
同年、渡辺はま子、霧島昇歌唱でレコード発売になったのですが、その後多くの歌手によってカバーされ、21世紀の今なお、若い世代にも歌い継がれているのは嬉しい限りです。
皆さんから2曲ずつリクエスト頂き、少し延長してラストソングに選んだのは、ビリー・バンバン「さよならをするために」 しっとりと歌いお開きとなりました。
次回は、4月28日、16時半からです。 ゴールデンウィークの初日に当たりますが、たくさんのご参加を心よりお待ちしています。
3年目に入り、気持ちも新たにまた皆さんと楽しく歌ってゆきたいと思っています。
神田陽子