4月28日の土曜歌声は、人によっては9連休になるゴールデンウィークの初日と重なりました。
この日のお客様はほぼ男性と云う珍しい現象の中、母の日も近いとあって、335歌集から「肩たたき」を選んで歌い始めました。
西條八十の詩は、 縁側でお母さんの肩をたたいている情景が目に浮かんで来ます。 その詩に中山晋平の絶妙のメロディーが優しさを添えて、なんとも言えずほんわかとした気持ちにさせてくれますね。
さて、男性の多い今回の歌声でしたが、リクエストも3冊の歌集から満遍なく出され、実力派の皆さんに歌って頂きながら進行していきました。
初の男性は、1曲目はクラシックの「歌のつばさに」をリクエストされましたが、2曲目は「ダイアナ」。ノリノリのリズムで素晴らしい歌声を披露して下さいました。
後半は、この季節にぴったりの「ハナミズキ」で始めました。
いつ歌っても素敵な曲なのですが、やはり「新緑の頃」の趣がありますね。
ゴールデンウィーク、皆さんは何処かにお出かけされましたか?
私は、昔住んでいた神戸に行って来ました。
今は芦屋に住んでいる友達を訪ねて行ったのですが、本場の焼肉を堪能したり、勇猛なだんじり祭を目の前で見る機会に恵まれ楽しい旅でした。
友達の知り合いのスナックにも行き、二人ともウーロン茶でカラオケも。せっかく関西に来たのだからと、上田正樹「悲しい色やね」を歌ってきましたが、この曲は先日の土曜歌声でもリクエストされていましたね。
関西弁の歌はやはり関西では圧倒的な人気があるそうで、同世代のママさんがとても喜んでくれました。
少し脱線してしまいましたが、お開きソングには尾崎紀世彦「また逢う日まで」を選択して賑やに終わりました。
さて、5月2日に、熱田文化小劇場で開かれた「歌声クラシック」パート2の話題も少し。
クラシックに特化した「歌集 70」を使っての歌声ですが、和洋を問わずクラシックの名曲の素晴らしさを改めて感じた次第です。
確かに歌うのは難しい曲もありますが、ソプラノのソングリーダーの巧みなリードと、博識なピアニストのお陰で少しずつ覚えていける気がします。
今後、パート3、パート4と続いていくことを切に願わずにいられません。
土曜歌声、次回は5月12日、16時半からです。 「母の日」前日に当たりますので、お母さんソングをたくさん歌ってみるのも良いですね。
麻疹(はしか)がチラホラ出ていると聞いてびっくりしましたが、名古屋は特に発症率が高いとか!
うがい手洗い励行で、くれぐれもお気を付けください。
では、次回元気にお会い致しましょう。
神田陽子