2018年12月12日水曜日
12月8日の土曜歌声~神田陽子


  128日は池下での3回目の土曜歌声でした。
  この日はいきなり真冬の寒さとなり、寒風吹きすさぶ天候となりましたが、たくさんのお客様に来て頂き本当に嬉しかったです。

 常連の皆様はもとより、先回初めていらしたジェントルマンは、今回は奥様同伴で来て下さり、私の高校の同級生も先回に引き続き、お友達2人と参加してくれました。
 池下1回目から毎回来てくれる私の最近のお友達も、必ず前で歌ってくれてすっかり常連の貫禄です( ´θ)

 また逆にラウムの古くからのお客様も日替わりで参加して下さり、私の存じ上げない方々もラウム創設者の池辺さんとは旧知の間柄なので、親しく話され、リラックスして歌われていたのは何よりでした。

 さてこの日の紹介曲は、先日訃報を聞いたばかりの大中恩先生が作曲された 「ドロップスの歌」を選びました。 94年の生涯で数多くの曲を作られたのですが、この歌はNHK「みんなのうた」で1963年に放送され、弘田三枝子さんが歌っています。   「サッちゃん」「犬のおまわりさん」がポピュラーですが、この曲もとても可愛らしい歌です。  因みに、お父様は「椰子の実」の作曲者である大中寅二さんです。

  この日のリクエストは、525歌集と335歌集からほぼ半々ぐらいと、195歌集からも若干出されました。   初めてのお客様にとっては、1000を超す曲数の中から選ぶのは大変だと思われますが、皆さんお好みの歌を上手に探し出してリクエストされていました。

 「さらば青春」「花 (すべての人の心に花を)」「上を向いて歩こう」「愛燦々」「涙そうそう」と歌い、 次の曲は近ごろ度々出される「いのちの歌」でした。
 私自身ラウムで覚えた歌も多いのですが、紹介曲や他の方のリクエストで知った歌を、また歌って覚えたくなるのも、歌声サロンならではの楽しみ方だと思います。 気に入った曲は何度でもリクエストして下さいね()

  ご夫婦で参加のお客様。 リクエスト曲が「君の朝」「高校3年生」「赤いスイートピー」「もしもピアノが弾けたなら」と、若々しい選曲でした。

  また「真白き富士の嶺(七里ヶ浜の哀歌)」「踊り子」「琵琶湖周航の歌」といった落ち着いた渋い歌も出されました。  特に「琵琶湖周航の歌」は、リクエスト者自ら素晴らしいハモリを披露 して下さいました。

 歌声サロンの良さの最たるものは、自由に歌を楽しめるところだと思います。
私はカラオケも合唱も好きですが、 1人で歌うのが苦手な人は「歌は好きだけどカラオケはちょっと、、」と言われますし、調和を求められる合唱は熱心な練習が必至ですし、、
 その点、歌声は「こう歌わなければならない」と云うしばりがある訳では無いので、気持ちを込める箇所も一人一人違って良いし、自分の感情のままに歌える自由さがあると思います。  感極まって思わず涙を流してしまう、、ぜんぜんOKです(

 他の曲目をざっと挙げると、「美しい十代」「心の旅」「旅人よ」「あなたの心に」「アメリカンフィーリング」「道化師のソネット」「白いギター」「翼を下さい」「灯台守」「小さな木の実」等々。

  2時間たっぷり歌って、最後は「ふるさと」でお開きに。さすが 皆さん 歌詞を見なくても歌われており、誰の心の琴線にも触れるこの名曲に、ラウム創設時からの素敵な女性のお客様が、美しいハーモニーで華を添えて下さいました。

 次回1222日は、今年最後の土曜歌声です。   クリスマス直前でもありますから、クリスマスソングが多々出るでしょうか?   年末の何かとあわただしい時で恐縮ですが、是非是非歌い納めにいらして下さい。
  くれぐれもご自愛下さり、万全の体調でお越し頂ける様お祈りしております。

                                                                                神田陽子



 
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