2019年7月23日火曜日
7月13日の土曜・”ラウム日響”にて~神田陽子


   713日の池下ラウム日響ははっきりしないお天気にもかかわらず、常連のお客様中心にお久しぶりの方も迎え楽しく開催されました。

 この日からピアニストも本格復帰で、2ケ月のブランクもあまり感じること無く弾いており安心しました。

 雨の季節にちなんで、ファーストソングには「雨の遊園地」を唄いました   中村八大さんの作曲ですが、ちょっぴり寂しい気分にさせるメロディーで私も大好きな曲です。

 リクエスト1曲目はお久しぶりのお客様から、525歌集の「エターナリー」が出されました。
チャップリンの名作映画「ライムライト」のテーマ曲です。 原曲は「 Ill  be  loving  you eternally 〜♪ 」と歌い出しますが、きたひろしさんの 「 永遠の愛を誓う 」と云う歌詞がぴったり合っていますね。

 お次は「 明日パリ祭なので」と、シャンソンのお得意な男性のお客様。  「オー  シャンゼリゼ 」を見事なフランス語で歌って頂き、続けて日本語でも歌いました。  パリのムードに浸りながら、、(

  ここから335歌集の曲が続きます。   「中央フリーウェイ」「夜空ノムコウ」「海岸通」「夢をあきらめないで」「若草の髪かざり」「雨」「あの鐘を鳴らすのはあなた」と連続7曲リクエストされました。 335歌集中心と言えど、これはけっこう珍しいことでした。

  「愛する人に歌わせないで」は525歌集に入っている歌ですが、「青春時代」の 森田公一さんの作詞 作曲で、こんなにもテイストの違う曲にすごい才能を感じます。

  「赤いハイヒール」に続き、「いのちの歌」が出され、この歌は最近人気曲ですが、引き継がれてゆく「命」の大切さをシンプルに伝えている素晴らしい曲です。

  「恋のバカンス」では、ハモリストの美しいハーモニーが花を添えてくれました。 他のお客様からも度々ハモりを所望され、その都度素敵にハモって下さるので曲がぐんとアップする感じです。

 「少年時代」に続いてリクエストされたのは「気球にのってどこまでも」で、恥ずかしながら私には未知の曲でしたが、皆さんはよくご存知でしっかり歌われていました。

  「いつでも夢を」初々しい吉永小百合さんの姿が目に浮かびます。  その美貌は未だ衰えず、本当に永遠に憧れの女性です。

 「ゴンドラの唄」を歌われたのは常連男性客で、いつもの様に解説付きでした。  黒澤 明 映画「 生きる 」で、志村喬演じる主人公が、ブランコを揺らしながらこの歌を歌うシーンが印象的だそうです。
 元は、1915(大正4)に公演された芸術座「その前夜」の劇中歌として生まれ、松井須磨子が歌唱して大流行したようです。

 「花のメルヘン」  歌集には載っていませんが、歌の前に「 これはね、ママに聞いたお話なの。大きいお花と、小ちゃいお花がありました。」と云う可愛らしいセリフがあるのですが、言っている内に気恥ずかしくなってしまいました(≧∇≦

  「ひまわり」をドラマティックに、 シャンソンの「蛙」をコミカルに歌い、「野に咲く花のように」「さびしいカシの木」「世界中のこどもたちが」「歩いて帰ろう」と続き、「乾杯の歌」を威勢よく歌いました。

 途中休憩後に「黄昏のビギン」を紹介曲として挟み、今夜のラストリクエスト「乾杯」でお開きとなりました。   オールスタンディングで歌う「乾杯」は、なんだか厳かな気持ちにさせられます。

  次回は、727日。 いよいよ池下日響での歌声ラウム最終日となります。  昨年11月から9ヶ月間、本当にありがとうございました。

 8月からは伏見短歌会館へ戻りますが、抽選の結果により開始時刻が、1630分からと、1715分からの2パターンありますので、ラウム通信等でご確認頂きます様よろしくお願い致します。

 「 場所は変われど、歌声は変わらず    今後とも皆さんと共に、居心地の良い歌声サロンを作ってゆきたいと思っています。
  楽しく歌って、心和やかに、豊かな人生を送れたら、、最高ですね()

   それでは、また次回お会いできるのを楽しみにしています。

                                               神田陽子



 
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