前回の土曜歌声から更新が止まっておりましたが、気がつけば師走‼️ 今年も残すところ1ヶ月足らずとなってしまいました。
「令和元年」の本年は個人的にもいろいろとあり、日々の過ぎる速さは例年の比では無かったと思い知らされています。
すっかり遅くなりましたが、11月9日の歌声サロンの様子をお届けします。
秋も深まり、先づは525歌集から「もみじ」で歌い始めました。 どこからともなく輪唱の声が聞こえてきれいな歌声が響いていました。
リクエスト1曲目は、お久しぶりのお客様より「寒い朝」を頂きました。 1962年に、吉永小百合さんが和田弘とマヒナスターズをバックに歌ったデビュー曲で、同年紅白歌合戦にもこの歌で初出場したそうです。
「野に咲く花のように」「あずさ2号」に続いて「北風小僧の寒太郎」が出されました。
この曲、私は堺正章さんで知りましたが、後に北島三郎版も出ました。どちらもNHK「みんなのうた」で歌われています。
195歌集から「秋の子」
サトーハチローさんの詩が郷愁をさそうような優しい1曲です。
のどかな田舎の風景が浮かんで来ますね。
本日土曜歌声初参加のお客様から「ドナ
ドナ」をリクエストして頂きました。 これはよく知られている曲ですが、市場へ売られて行く子牛を歌うなんとも切ない歌詞とメロディです。
「ユダヤ人が強制連行されていく歌」と云う説があるそうだと、常連の女性のお客様に教えて頂きました。 そうと知るとより悲しい気持ちが増す思いです。
「峠の我が家」「いつも何度でも」に続いて出された「歌うたいのバラッド」は、リクエスト者自ら歌われました。
この歌は最近のお別れ曲「歩いて帰ろう」の斉藤和義さんのヒット曲です。
「 PRIDE 」は、今井美樹さんの素敵な曲ですが、作詞作曲は夫の布袋寅泰さんです。
あの風貌(失礼💦)からはちょっと想像つかないソフトで美しい1曲です。 間奏パートでは、布袋さんの素晴らしいギターソロをフィーチャーしています🎸
「いのちの歌」は、近頃人気のリクエスト曲ですが、作詞のMiyabiさんとは竹内まりやさんのことです。 朝ドラ「だんだん」の劇中歌として双子の三倉茉奈さん、佳奈さんが歌い、後にまりやさんもセルフカバーしています。
今年の紅白歌合戦にまりやさんは初出場しこの歌を披露するそうです。
「出会えた喜び」「命の尊さ」「命への感謝」 この歌には本当に大切なことがたくさん織り込まれていると思います。
NHKではこの歌にまつわるエピソードと写真を募集し、紅白歌合戦で竹内まりやさんの歌とコラボレーションするそうです。 私は「紅白を見ないと年が越せない」くらい紅白歌合戦に思い入れが強いので、今から本当に楽しみです🤗
その竹内まりやさんの「元気を出して」に続いて「昴」がリクエストされました。 壮大なこの曲を歌ってくれたリクエスト者からの豆知識。 「谷村新司さんは、石川啄木に傾倒しており、この曲は啄木の「悲しき玩具」を下敷きに作られた。」とのことで、確かに
呼吸(いき)すれば、
胸の中(うち)にて鳴る音あり。
凩(こがらし)よりもさびしきその音!
眼閉づれど、
心にうかぶ何もなし。
さびしくも、また、眼をあけるかな。
を読めば、「昴」の2番、1番の歌詞に共通の想いを感じることができます。
「女ひとり」に続き、「ピアノが素晴らしいので、、」と「夜のプラットホーム」を頂き、最後の汽笛が余韻を残し前半終了。
後半の紹介曲は、「島人(しまんちゅ)ぬ宝」を選びました。 沖縄出身のBEGIN の曲で、沖縄の風土、歴史、自然を歌っています。
先ごろ火災で正殿等が消失した首里城は、正に沖縄の「宝」であり、沖縄県民の心の拠りどころです。 政府も再建にいち早く着手するようですが、世界各国からの寄付も集まりつつあるのは本当にありがたいことです。
リクエスト再開して、PRINCESS PRINCESS の「 Diamonds 」
女性陣のかっこ良いパフォーマンスで盛り上がりました٩( 'ω' )و
525歌集から「シャンテ」をリクエストされたのは、ソプラノボイスのお客様。 Mr. M との競演で歌って頂きました。
「 ラララ ・・・」で始まるとても美しい歌です。 「シャンテ」とはフランス語で「歌う」と云う意味だと教えて頂きました。
「五番街のマリーへ」「愛しき日々」「心の瞳」と335歌集の曲が続き、お次はほぼ100パーセント335からリクエストされるお客様。 皆さん335を手に待ち構えていたところ、、
「525の、、」と言われ、慌てて持ち直した次第。 リクエスト曲は「スリコ」 私はお初曲でしたが、哀愁漂うロシア(グルジア)の民謡です。
ガラッと雰囲気を変えて「いい湯だな」 ザ・ドリフターズで良く知られていますが、元々は1966年に、デューク・エイセスが歌った「にほんのうた」シリーズの1つで、群馬県のご当地ソングとしてリリースされたそうです。
「恋心」を情熱的に歌い、ロシア民謡「バルカンの星の下に」
は、本日初お目見えのお客様からのリクエストでした。
軽快なリズムで明るい曲調の歌です。
大瀧詠一さんの「君は天然色」は珍しいリクエスト曲でした。ピアノの伴奏もおしゃれで素敵な曲ですが、歌うのに慣れるには少々時間がかかるかも? 小林旭さんの「熱き心に」も大瀧さんの曲ですが、惜しいことに65歳の若さで2013年に亡くなられています。
「夢みる想い」は、とても覚えやすいメロディのイタリアの曲ですが、全世界で歌われていて、日本語版は伊東ゆかりさんも歌っています。
ラストリクエストは、525歌集の「蛙」
このコミカルな曲を広めて下さった男性のリードで楽しく、愉快に歌いました🐸🐸🐸
お別れは定番の「歩いて帰ろう」 もうすっかり覚えて頂きましたね٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
3週続けて開催された土曜歌声でしたが、次回は1ヶ月以上も先の12月14日、17時15分始まりです。 ( と言っても、このブログアップからは1週間ちょっとしかありませんが、、)
師走でお忙しいとは思いますが、ひと時の休養を兼ねて歌いにいらっしゃいませんか?
クリスマスも近いことですし、クリスマスソングも歌いたいと思っています🎄
体調管理が難しい時季です。 どうかご自愛の上、元気に歌いにいらしてください。
神田陽子