この辺りの桜の名所ではそろそろ葉桜になりつつある、そんな日の夕暮れ、土曜歌声は開催されました。
でも何となく名残りの桜を思い、「さくらさくら」を選び歌い始めました🌸🌸🌸 日本人なら誰でも知っているこの曲。 作者不詳の日本古謡となっていますが、歌詞は時代によって違うバージョンもあります。195歌集の歌詞とは違うものを載せておきます。
さくら さくら
やよいの空は 見わたす限り
かすみか雲か 匂いぞ出ずる
いざやいざや 見にゆかん
因みに、私はこの歌詞で覚えました。
リクエスト1曲目は、「証城寺の狸囃子」 「朝ドラが終わったので、、」とはリクエスト者のお言葉。そう、「Come come everybody 」は、この曲のメロディで歌われていましたね。
「青い背広で」 当時としては青い背広はとてもお洒落な服装だったのでしょうね。 ただ今時の若者に「背広」と言っても、たぶん通じません、、、(笑)
「大漁唄い込み(斉太郎節)」 これも珍しいリクエストでしたが、よく知られた民謡です。 独特の節回しにピアニストは弾くのに苦労していましたが、皆さん楽しげに歌われていました。
「ハナミヅキ」 この時季の定番曲です。 歌詞も旋律も本当に素晴らしく、余韻を残す終わり方も素敵です。 この花で彩られた街を散策してはいかがでしょう?
「あなたのすべて」「精霊流し」「希望」と歌い、お次のリクエストは「花(すべての人の心に花を) 」 沖縄のシンガーソングライター喜納昌吉さんの唄ですが、石嶺聡子さんが美しい声で歌っています。 そう言えば今期の朝ドラは、沖縄が舞台ですね。
「街」 詩もメロディも優しく、歌っていると心がほのぼのとして来る気がします。
「帰れソレントへ」 度々リクエストされるナポリ民謡ですが、この日は男性陣の比類なき迫力で歌い上げて頂きました。 熱量がすごくて、部屋の温度も上昇した感がありました*\(^o^)/*
ガラッと趣を変えてお次は「花かげ」 嫁ぐ姉様を想う切なく美しい曲です。
「公園の手品師」「昴」「ここに幸あり」を歌い、前半終了。
「L-O-V-E」を日本語と英語で歌い後半スタート。 ベルベットヴォイスの持ち主、ナット・キング・コールが歌って大ヒットしましたが、日本でも大人気のジャズの名曲です。
「異邦人」「地上の星」と335歌集から2曲歌い、お次は「シャロム」 525歌集のイスラエル歌曲ですが、リクエスト頻度の高い曲です。 外国の歌なのにどこか懐かしい、郷愁を誘うメロディです。
「果てもなき荒野原」 私はお初曲だったので、Mr. Mとお客様のお助けで歌いましたが、昔から歌い継がれているロシア民謡とのことです。 音楽を初め優れた芸術を世界に送り出して来たロシアが、今その国名を汚すような残逆非道な行動で世界中から非難されています。 一日も早い停戦を願わずにはいられません。 けれど歌に罪のあるはずも無く、これからも歌い続けてゆきたいものです。
「ひだまりの詩」 ドラマ「ひとつ屋根の下2」の挿入歌で、ドラマの感動的な場面では必ず流れ、涙腺を刺激されたものです。
「22才の別れ」 途中に入る「ルルル、、、」の部分だけ少しスローテンポになり、切なさを演出しています。
「ステンカラージン」 これも人気の高いロシア民謡で、力強い歌声が響きました。
「いい日旅立ち」に続いてリクエストされたのは、アリスの「今はもうだれも」 骨太の男の歌と云う感じの曲ですが、切々と歌う男性の気持ちが良く解ります。
「高原の宿」 シンガーソングライターの草分けと言われる、林 伊佐雄さんが大声量で歌われたのも話題だったそうです。
「木綿のハンカチーフ」 幅広いジャンルをお持ちのリクエスト者からですが、何気に昭和のアイドル歌手もお好きなようです(微笑) さりとてこの曲は誰もが愛唱できる昭和の名曲ですが、、
「ふじの山」 先頃関東方面に行かれたお客様からでしたが、やはり富士山は日本人にとって何より大切な山でしょうね🏔
先ほど私がつい口をすべらして、「明日は息子の結婚式です。」と言ってしまったのを覚えていて下さり、長渕剛「乾杯」をリクエストして下さったお客様。 見事に歌い上げて頂き、本当にありがとうございました。
翌日ごくわずかな身内のみでしたが、無事に式を終えることができました。
ラストリクエスト「夜明けの歌」に続き、「歩いて帰ろう」を歌ってお開きに。
次回は、4月23日。もう目の前に迫っています。 コロナ禍でもありまだまだ世情不安定ですが、感染対策万全で歌っておりますので、皆さまのお越しをお待ちしています。
神田陽子