2026年6月27日土曜日
土曜夜の歌声サロンラウム~ 26年6月13日のご報告~ 神田陽子

  『梅雨入り』して初の土曜歌声ですが、この日のお天気は『暑い💦』と感じる夏日🌞 けれど季節感を味わっていただくために、ファーストソングに選んだのは「あめふりくまのこ」 歌詞が全部ひらがなで書いてある童謡で、可愛い『くまのこ』の出てくるなんともほのぼのとした雰囲気の歌です。 昨今の熊事情を思うと、こんな呑気な歌は顰蹙(ひんしゅく)ものかも知れませんが、そこはメルヘンの世界のこととお許し願います🧸


 リクエストは「夏休み」 吉田拓郎の1971年の楽曲ですが、ライブ・アルバム『よしだたくろうオン・ステージ ともだち』で初めて発表され、1989年に8cmCDでシングルカットされています。 幼少期を過ごした鹿児島・広島での『夏休みの絵日記』だと本人が語っていますが、『麦わら帽子』『たんぼの蛙』『花火』『西瓜』『水まき』… 古き良き時代の懐かしい風物がてんこ盛りの歌です👒🐸🎆🍉

 「手紙〜拝啓十五の君へ〜」 アンジェラ・アキの楽曲で、『NHK全国音楽コンクール(Nコン)』の中学生の部の課題曲になりました。
 15歳の『僕』から未来の自分に悩みを打ち明ける手紙と、大人になった自分から15歳の『僕』へ『恐れずに夢を育てて…』とエールを贈る往復書簡の形を取っています。
 『いつの時代も悲しみを 避けては通れないけれど 笑顔を見せて 今を生きていこう…』のフレーズは、全世代の心に響くメッセージだと思います。

 「カナダからの手紙」 『手紙』が続きますが、こちらは独り旅の失恋ソングです💔  作曲も担っている平尾昌晃が、自身が主宰するミュージック・スクールの生徒の中からオーディションで選ばれた畑中葉子と歌っています。 デュエット曲なので主旋律が交互に変わり、迷いながら歌っていますσ(^_^;)

 本日お初参加のお客様から「港町十三番地」 1957年発売の美空ひばりのシングルで、ひばりの故郷の横浜市と隣の川崎市が舞台になっているそうです。
明るい曲調のマドロス(オランダ語で船乗り)曲で、ひばり自身もお気に入りだったみたいです。 『銀杏並木の敷石道』は横浜の『山下公園』、『マドロス酒場』は『馬車道』あたりの酒場がイメージされたものだと言われています

 「この広い野原いっぱい」 当歌声サロンでも人気の高い1曲で、森山良子の作曲 歌唱でヒットしたフォークソングの代表曲です。 『野原いっぱい咲く花』や『夜空いっぱいの星』をあなたに捧げる代わりに、『手紙を書いて…』と乙女チックなフレーズが明るいバラードで歌われています♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪   

 「桜んぼの実る頃」 1866年(日本は幕末)に発表されたフランスの代表的なシャンソンで、元はサクランボの実る頃の儚い恋と失恋の歌だったようです。
それが、1871年、パリで労働者たちの革命が起きてパリ・コミューンが樹立された際、サクランボの籠を携えて現れた看護師ルイーズが危険を顧みず負傷者の手当にあたり、自らも戦闘の犠牲者になってしまう… そんな悲しい出来事と、コミューンへの弾圧、虐殺が行われた『血の一週間』を悼む曲へと意味合いが変わっていきます。
 日本では、アニメ映画『紅の豚』の挿入歌として用いられ、加藤登紀子が原語で歌っていますが、日本語歌詞バージョンもあります。
 525歌集の歌詞は くどうべん氏のもので、加藤登紀子のものとは若干違いますが、コンセプトは『恋の歌』で共通しています。

 シング・アウト「涙をこえて」 小椋佳「しおさいの詩」 岡本真夜「TOMORROW 」の3曲を続けて歌いました。 「涙を…」と「しおさいの…」は、昭和の名曲と言えるでしょう。  「TOMORROW 」は1995年リリースの曲で、この年に起きた『阪神淡路大震災』の被災者の多くが、どんなにかこの曲に励まされ、力をもらったことでしょう。

 「小雨降る径」 当サロンでも度々リクエストされる人気曲です。 コンチネンタル・タンゴの名曲で、華麗なピアノアレンジが情熱的かつ美しく曲を彩ります。

 「かなわぬ恋」 『かなわぬ…』と言いながら陽気な曲調で歌われています。 『ホラヒ ホラホ…』や『ホラヒアホ』といった合いの手(囃子詞)が入って楽しい気分になりますが、歌詞の内容は恋に敗れた若者の失恋を綴っていて、やはり『かなわぬ恋』の歌なんですね。

 100歌集から「My  Way」 この曲を知らない人はたぶんいないのでは? と思われるスタンダード・ナンバーの代表と言って良いでしょう。 原曲は1967年のクロード・フランソワのフランス語の歌「Comme d’habitude(コム・ダビチュード)」で、ポール・アンカが英語の歌詞を書き、1969年にフランク・シナトラの歌唱でリリースされました。 その後、エルヴィス・プレスリーはじめ、名だたるアーティストによってカヴァーされてきました。 日本語の歌詞はラウム歌集に載っている岩谷時子バージョンや、布施明が歌った『今 船出が近づく この時に…』の中島潤バージョンがよく知られています。 英語の歌い出し『And now the end is near…(今、人生の終わりが近づいている…)』 高齢者の仲間入りをして久しい私も身につまされるフレーズですσ^_^;     多くの出来事を経験して、後悔もあったとしても、いつも『I did it my way(自分のやり方でやったんだ)』と言える人生を送れたら、と思いますね( ◠‿◠ )

 ここで前半終了です。 いつものように差し入れをいただきながら、モグモグタイムを楽しみました(๑>◡<๑)

 後半は洋楽歌集100からの紹介曲でリスタート。 この日 Mr.Mが選んだ曲は「Moonlight Serenade 」 1939年にトロンボーン奏者のグレン・ミラーによって作曲されたスウィング・ジャズの名曲で、グレン・ミラー楽団のテーマ曲としてインストゥルメンタルで演奏されていました。 後にミッチェル・パリッシュによって美しい歌詞が付けられ、フランク・シナトラや多くのアーティストにムーディーに歌われてきました。 日本語では『月の光の小夜曲』と訳せますが、やはり『ムーンライト・セレナーデ』と呼び表すのが一番しっくりきますね。 甘いメロディに酔いながらロマンティックな気分に浸れます(๑˃̵ᴗ˂̵)♡♡♡

 リクエストは、ジュリーこと沢田研二の「時の過ぎゆくままに」 どこか退廃的なムードのこの曲は、男の色気を感じさせるジュリーの最大のヒット曲になりました。 サビの『時の過ぎゆくままに…』のメロディは秀逸で、特に『ままに…』を強調するように歌っているところが印象的です。

 100歌集より「Love Me Tender」 1956年にエルヴィス・プレスリーが発表した楽曲ですが、原曲はアメリカ大衆歌謡の「Aura Lee(オーラ・リー)」です。
プレスリー初主演映画『やさしく愛して』の主題歌として作られましたが、『エド・サリヴァン・ショー』で初めて披露したとたん、RCAレコードには100万枚のオーダーが殺到したと云う逸話があります。
 スローテンポで甘く、優しく歌うエルヴィスに、当時の乙女たちはノックアウトされたのでしょうね(*≧∀≦*)

 山本コウタローとウィークエンドの「岬めぐり」 山口百恵「横須賀ストーリー」 中村晃子「虹色の湖」 ペギー葉山「ラ・ノヴィア」の4曲を続けて歌いました。 「岬…」は年間を通して人気のある曲で、この曲がリリースされた1974年に修学旅行に行った私は、バスの中で大合唱した覚えがあります٩( ᐛ )و🎵
「横須賀…」と「虹色の…」は、時代こそ少し違いますが、山口百恵と中村晃子はどちらも『可愛い』と言うよりは、『カッコいい』アイドル歌手という共通点がありますね。 「ラ・ノヴィア」はスペイン語およびイタリア語で『花嫁』を意味する言葉です。 1958年にチリの音楽家ホアキン・プリエートが作詞・作曲し、世界的に大ヒットした歌曲です。 日本ではあらかわひろし氏の訳詞で、ペギー葉山が1962年にカヴァーし、賛美歌のような敬虔なムードで人気を誘いました。

 100歌集より「Singin’ in the Rain(雨に唄えば)」 1952年公開のアメリカの同名ミュージカル映画の主題歌で、主演のジーン・ケリーが土砂降りの雨の中、タップダンスを踊りながらこの曲を歌うシーンは、ミュージカル映画史上最高傑作との呼び声の評価を受けています☔️      傘を片手に見事なタップダンスを披露する姿には、幸せでたまらない様子が溢れていましたね(*≧∀≦*)  『Just singin’ in the rain…(ただ雨の中で歌ってるんだ)』『What a glorious feeling…(なんて素晴らしい気分なんだ)』 歌っているとそんなhappyな気分になれる1曲です。

 和田アキ子「あの鐘を鳴らすのはあなた」 太田裕美「木綿のハンカチーフ」 昭和の名曲を2曲続けて歌いました。 どちらもとても人気があるので度々リクエストされてきました。 「あの鐘を…」は、作詞 阿久悠、作曲 森田公一が担っていますが、歌詞は『人生』を語り口に、『時代』と『孤独』をテーマに書かれたそうです。 その深遠なテーマを存分に生かした美しい旋律が盛り上げています。  「木綿の…」は恋人どうし(だった)男女の掛け合いですれ違っていく気持ちを伝え合う… これも失恋ソングの傑作と言って良いでしょう。

 「丘は花ざかり」 作詞 西條八十、作曲 服部良一の1952年(昭和27年)公開の同名映画の主題歌で、藤山一郎が伸びやかな声で歌いヒットしました。 映画は石坂洋次郎原作で、若い女性たちの恋愛模様や心理、自立をテーマにした青春群像劇です。 明るい曲調のこの曲は、葛藤しながらも未来への展望を夢見る女性たちの希望を感じさせます。

 「いいじゃないの幸せならば」  作詞 岩谷時子、作曲 いずみたく、歌唱 佐良直美 の楽曲で、1969年の『第11回日本レコード大賞』で大賞を受賞しています。 ラストフレーズの『いいじゃないの 幸せならば…』がそのままタイトルになっていて、ここのメロディはキャッチーで耳に心地よく残ります。 
『つめたい女だ』『わるい女だ』『浮気な女だ』と人に言われても、『いいじゃないの 今が良けりゃ…』『いいじゃないの 楽しければ…』と開き直っているようなフレーズが続き、最後に『いいじゃないの 幸せならば…』と言い切る… これほど刹那的になれるなんて、むしろ潔ささえ感じられますね。 この曲の発表された昭和44年当時の倫理観からするとかなり斬新な歌詞だったのではないでしょうか?  今で言うジェンダーレス風 佐良直美の落ち着いたトーンの声も、この曲の退廃的なムードを高めるのに一役買っていました。

 ラストリクエストは「君恋し」 低音の魅力 フランク永井の持ち歌だと思っていましたが、この曲のオリジナルは、1922年(大正11年)頃に佐々紅華によって作曲されました。 その後1928年(昭和3年)に時雨音羽が歌詞を付け、二村定一が歌い大ヒットしたそうです。 1961年(昭和36年)にフランク永井がカヴァーしてブームが再燃し、この年の『日本レコード大賞』を受賞しました。
 「いいじゃないの…」と「君恋し」 奇しくもレコード大賞受賞曲が2曲続いた珍しいシーンでした( ◠‿◠ )

 本日のラストソングのMr.Mの選曲は、日本語版「愛の讃歌」
 ドラマティックかつ情熱的に歌い上げてお開きとなりました。
ヾ(@⌒ー⌒@)ノ🎶 

 次回は6月27日です。 これを書いている間に、震度6強の地震が青森地方を襲い、その上ダブル台風まで襲来していると云う、天変地異のオンパレードに見舞われています(迷惑なことこの上無い…f^_^;)
  開催予定時刻には大雨のピークも過ぎていそうですが… 皆さま、
くれぐれも安全第一を念頭に、ご参加頂きたいと思っています。

                                                    神田陽子



 
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