2018年9月28日金曜日
9月22日の土曜歌声~神田陽子


 922日の土曜歌声は、少し蒸し暑い夕暮れから始まりました。

 この日も常連のお客様中心に、335歌集からのリクエストが主流でしたが、季節柄「秋」の唱歌等も出され、多種多様ないつもの歌声でした。

 常連の男性からのリクエスト、「どんなときも。」シンガーソングライターの槇原敬之さんの大ヒット曲ですが、サビの「どんなときも 〜 どんなときも〜 」の部分はよく知っていても、他の箇所は言葉ののせ方が難しくてなかなかの難曲です(-; )

 スマップの歌った「 世界に一つだけの花 」も槇原さんの曲ですが、やはり独特の歌い回しですね。

 この日後半には嬉しい出来事がありました。
 短歌会館で他の活動をされている女性が、上から聞こえてくる歌声を耳にされ訪問して下さったのです。

 年齢をお聞きしたところ私とほぼ同じ歳で、「聞こえてくる歌が好きなのばかりで、気になって、、」と。
  3冊の歌集をお貸しして後半から参加されましたが、リクエストをお願いした時には、「あまりにも多過ぎて決められない」とおっしゃりながらも、選曲されて楽しんで頂けたようです。

 335歌集を作った時に、「次世代への歌声継承」と云う目的を掲げたのですが、この様な新規のお客様が、今後増えていってくれると良いなと思いました。

  560代はいわゆる「歌声喫茶世代」ではありませんから、とにかく一度参加して頂くことで、歌を歌うことの楽しさを味わって欲しいものです。

 飛び入りのお客様も交えて、楽しく歌いこの日も無事終了。
ラストソングには定番の「また逢う日まで 」を賑やかに歌いました。

 さて、927日に、名東文化小劇場で第1回「 歌声 JAZZ 」が開催され、私もお客として参加して来ました。 

 この日のために作られた「 ラウム歌集 100  歌声ジャズ &  ポップス 」は、これまでの歌集とは装丁も中身もひと味違ったお洒落なものになっています。

 一番の特徴は、100曲にも及ぶ英語の歌が入っていることです。
 今までの歌集にも外国語の歌は何曲かありますが、英語の歌詞がこんなに載っている歌声歌集を手にして驚きでした。 

 ジャズ歌手のChiaさん率いる、ピアノ、ギター、コントラバスのトリオでの「 歌声ジャズ」は、Chiaさんをして 「 おそらく世界初です。」とのこと。
 
 会場は200名を超す参加者でいっぱいですが、いつもの歌声イベントとは何となく雰囲気も違う様にかんじます。

 Chia さんのリードで、簡単なストレッチと発声練習。発声は「犬の遠吠え のように 」とか おもしろいものでした。

 いよいよ本邦初、英語での歌声始まりです。
Fly Me to the Moon 」これは英語の歌詞にカタカナでルビがふってあるので、問題なく歌えます。
 
 Chia さん曰く 「 ジャズを歌うなら、これは是非覚えて下さい。」と、「All of Me 」 「Youd be So Nice to Come Home to 」と続きます。

 この後ルビ無しの英語の歌詞のみの曲が続きますが、 「 全部歌えなくても、I とか You や、タイトルだけでも気持ちを込めれば良いんですよ。  あとは、ラララで歌っても全然構いません。」と優しいリーダーの言葉で気楽になれました。

 洋楽好きとお見受けされる方々が、大きな声で歌っていらっしゃるのも印象的ですが、特筆すべきは何と言っても素敵なジャズの伴奏です。
 間奏では、Chiaリーダーの指示のもと、ギターや、コントラバスのアドリブ演奏が即座に入り、その素晴らしさに酔いしれてしまいます。
 参加者の中には、「 歌え無くても演奏を聴いているだけでも良い 」とおっしゃる方もいらしたようです。

 本当にこんな素晴らしいバンドで歌えるなんて、なんと贅沢なんでしょう‼︎  ( しかもたった1000円で!)

 次回も絶対参加しようと思いながら、もともと洋楽大好きな私は 「 土曜歌声でもいつかこの歌集使いたい 」と云う無謀な野望が (-; )

もちろん未知の曲だらけなので、今後少しずつ勉強していった先のことですが、、、
せっかくできた 「 ラウム歌集100 」を活用したいと思います。

 初の「歌声JAZZ」の レポートも合わせて載せてみましたので、もし興味を持たれたら、次回、110日の第2回には是非ご参加下さい。
ラグジュアリーな時を過ごせること、間違いありません。
 
 次回の土曜歌声は、1013日、16時半からです。   短歌会館での土曜歌声も残すところ後2回になりました。 11月からは、池下のラウム日響に移ります。

 秋の気配も深まって参ります。 季節の変わり目、くれぐれも体調にお気をつけ下さい。

 では、次回お待ちしております。

                                                                           神田陽子



 
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