2018年11月1日木曜日
10月27日:土曜歌声~短歌会館では最後~神田陽子


 1027日の土曜歌声は、秋晴れの夕刻に開催されました。
土曜歌声夜の部はこの日が最終日でしたが、いつもと同じ様に始まりました。

 ファーストソングには、チューインガムの「 風と落葉と旅人 」を選び、秋の気分を感じながら歌いました。

 今回もいろんなリクエストが出ましたが、特にお久しぶりの曲も多かった様に思えます。

 現在「放牧宣言」と云う名の活動中止をしている いきものがかり の「ありがとう」も本当に久しぶりに歌いました。
 NHKの朝ドラ「 ゲゲゲの女房 」の主題歌です。  とても素敵な歌ですが、高音域のサビが何度も出てくる長い曲なので、私も途中でむせて声が出なくなってしまいました()

 お客様の中にもお久しぶりの方がいらして、その1人は私の会社時代の同期で、 チューリップ「 青春の影 」を1曲目のリクエストに選んでくれました。
 この歌は、ドラマ「ひとつ屋根の下」の挿入歌としても使われましたが、切々と歌い上げる財津和夫珠玉の名曲だと思います。

 もう1人お久しぶりのお客様は、相変わらずの美声で素晴らしい歌を披露して下さり、拍手喝采でした。

 525歌集からの「 友よ 」 〝 フォークの神様  と呼ばれている 岡林信康 の有名な歌です。
1960年代のフォークソングはメッセージ色の強い物が多く、その後出てくるいわゆるニューミュージックとは明らかに一線を画しています。

 この歌は、ドラマ「 愛という名のもとに 」の中で、仲間の一人が自ら死を選んでしまう、とても悲しいシーンで延々と流れます。
 私はこのドラマが大好きで、度々見直すのですが、脚本は「ひとつ屋根の下」と同じ野島伸司さんです。
 彼のドラマはとにかく曲のチョイスが秀逸で、近年多くの歌手がカバーして、カラオケやもちろん我が歌声でも大人気曲の 中島みゆき 「 糸 」も、野島ドラマ 「 聖者の行進 」の主題歌でした。
  問題作も多い野島ドラマですが、ご覧になる機会がありましたら、使用楽曲にも注目して頂くとより楽しめると思います。

 今回は、お客様のお一人が 「 どんぐりころころ 」の自作の歌詞を披露され、みんなで歌いました。    元々2番までしか無い歌ですが、6番まで作られたその歌詞には、お優しい人柄が溢れていました。
 少し調べてみたら、作詞の青木存義さんには、どんぐりのその後を子供達の自由な発想に委ねたいとの想いもあったようで、あえて3番以降を作らなかったとか。
 今回図らずも、どんぐり坊やのその後を歌えてほのぼのとしました。
 また、童話では「その後のどんぐりころころ」が作られている、 とは他のお客様からの情報でした。 こちらも気になりますね(^_^)

  今回もたくさん歌いましたが、最後のリクエストは 「 もみじ 🍁 🍁 🍁      ピアニストの指導により、急きょ輪唱二部合唱になりました。 しかも、私1人対お客様全員 !(-; ) 
初めてなのにとても上手くゆきました♪()

   今回久しぶりに参加してくれた友だちからこんなメッセージが届きました。
 「 声を出すこと、皆さんの歌声を聴くこと、歌詞の意味を少し考えてみること、昔を思い出して歌うことは、普段あまりしないことなので新鮮な気分です。」
  これぞ歌声の真髄だと、とても嬉しくなりました。  お客様一人一人が同じ気持ちなのではないでしょうか?

  既にお知らせ済みですが、次回1110日より、土曜歌声夜の部は池下の日響楽器に場所を移して開催致します。  時間も 17時から19時の固定時間となります。

 場所が変わっても、今まで通り皆さんと楽しく歌い、益々親睦を深めて参りたいと切に願っています。
今後とも歌声サロン ラウム をよろしくお願い致します。

 尚、1110日池下初日は、参加費一律1000円にて開催します。 皆さま奮ってご参加下さい。

 寒さも日々増して参ります。お風邪等引かれません様お気をつけください。
 
                                                                                               神田陽子



 
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