2023年12月20日水曜日
~ 11月30日 出張歌声 in 覚王山「チーズのお家」のご報告~ 神田陽子

  11月30日、晩秋の昼下がり、土曜歌声は初の出張歌声を覚王山の「チーズのお家」で開催しました♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

 私たち母娘、Mr.M、麗しのN嬢のスタッフ4人で、25名のお客様をお迎えしました。
 
 伏見の短歌会館でやっている通常の歌声サロンの形で開催したかったので、いつもの通りその場でお客様からリクエストを頂き、皆んなで歌うスタイルでの歌声です。

 参加者の半分以上は土曜歌声の常連の方々、または歌声経験者でしたが、歌声お初の方や、お久しぶりの方もいらっしゃるので、予めこちらでリクエスト順と座席は決めさせて頂きました。 

 簡単なスタッフ紹介の後、声出しとリクエストの仕方を兼ねてファーストソングには、日本人でこの歌を知らない人はいないと、「上を向いて歩こう」を選びました。

 皆さんよく声が出ていたので、ここからリクエストタイムです。 麗しのN嬢がチャーミングボイスで皆さんのお名前を呼んでくれます。

 1曲目は「北風小僧の寒太郎」 Mr.Mの「かんたろ〜!」の掛け声も入り、場が盛り上がるのに一役買ってくれて、リクエスト者の常連の女性客に感謝です(*≧∀≦*)

 2曲目はこれも常連の男性客より、「いつかある日」 山男の歌です。いつもならリクエスト者自らリードして頂くのですが、今日は時間制限もあるのでMr.Mのリードで歌いました。

 3曲目は、“天使の歌声”の持ち主より「灯台守」 誰しも音楽の時間に習った唱歌なので、皆さんよくご存知です。

 4曲目は「切手のないおくりもの」 歌声のイベント等によく来て下さる女性客からのリクエスト。 チューリップの財津和夫さんの作詞 作曲の歌です。アップテンポで歌っていると、最後の歌詞でスローテンポに変わりますが、これは財津バージョンではなくて、オリジナルバージョンみたいです。

 5曲目は「時代」 我らが“ハモリ姫” からのリクエストでしたが、これも最早日本のスタンダード、誰にでも良く知られている名曲です。

 6曲目は「想い出まくら」 こちらはラウムのムードメーカーの常連女性客からでしたが、小坂恭子さんの1975年のヒット曲です。 

 7曲目は「シクラメンのかほり」 カルチャーセンターの歌声のお客様からです。 いつもの歌声とは違う雰囲気でしたが、素敵な曲をリクエストされました。 後に伺ったところによると、この歌を歌っている布施明の大ファンだそうです。

 8曲目は、同じくカルチャーセンターの歌声のお客様のリクエスト「いい日旅立ち」 この歌はJRの旅行キャンペーンのPRソングとして作られ、山口百恵の歌唱で大ヒットしましたが、10月に彼岸に旅立たれた谷村新司さんの名曲です。 このお客様も土曜歌声は初めてでしたが、「とても楽しかった。感動しちゃった。」と言って頂き、本当に嬉しいです( ◠‿◠ )

 9曲目は「シーハイルの歌」 遠路岐阜からご参加下さった男性客からですが、ご自身も歌声活動をされていて、土曜歌声にもたまにいらして下さいます。 ちなみに「シーハイル」とはドイツ語で「スキーばんざい」と云う意味です。

 10曲目は「黄昏のビギン」 土曜歌声常連の男性のお客様からですが、この曲がお気に入りで、ふだんも度々リクエストされます。 ムーディなお洒落な曲です。 水原弘の2枚目のシングルB面の曲だったのですが、ちあきなおみがCMで歌って人気が出ました。多くの有名歌手もカバーしています。

 11曲目は「いつでも夢を」 こちらも土曜歌声常連の女性のお客様から。 「いつもと違うから少し緊張した」と仰っていましたが、この選曲は吉永小百合と橋幸夫のデュエット曲で、ご自身の青春とリンクしているようにお見受けしました。

 12曲目は「見上げてごらん夜の星を」 歌声はお久しぶりの女性客からのリクエストです。 この歌も既に日本のスタンダードと言って良いでしょう。 亡き坂本九さんの伸びやかな歌声が思い出されます。 歌っていると何だか涙が出てくる様な気がしますが、年々涙もろくなっていることも否めません(笑)

 ここでしばしの休憩を取りました。 と言うのも、皆さんの前には既にケーキセットがサーブされていて、「ご自分のタイミングで、飲んだり食べたりして下さいね。」とはお伝えしたものの、次々と出されるリクエスト曲を探して、歌って、探して、歌って、、、自分のリクエストも選ばなくちゃいけない、、こんな忙しない状況ではゆっくりケーキセットを味わう暇もありませんので休憩は必須。

 とは言え、いつもの短歌会館とは違って時間の制限があるので、休憩後はすぐに再びリクエストタイムに突入です(汗)

 13曲目は「トゥモロー」 私の地元桑名から参戦の同級生からのリクエスト。 いつも明るい彼女らしい元気になれる選曲です。

 14曲目は、これも私の同級生からで「雪が降る」 アダモの世界的大ヒット曲です。彼女は洋楽が大好きなので、さもありなんのリクエストでした。 ここは洋楽番長のMr.Mのリードで。

 15曲目は「Best Friend 」 やはり私の同級生で、以前ホテルイベントには来てくれたことがありますが、母娘歌声には初参加。 歌集と首っ引きで選んでくれた1曲ですが、「友達」がテーマの歌で何だか嬉しくなりました。

 16曲目は「負けないで」 同級生で唯一の男子(笑)ですが、地元の女子たち(笑)に囲まれて嬉し恥ずかしの心境でしょうか? この曲は故ZARD、坂井泉水さんのヒット曲です。 毎年「24時間テレビ」マラソンのクライマックスシーンで歌われるので、皆さん良くご存知です。

 17曲目はいつもご夫婦で参加のダンナ様より「遠い世界に」  1968年発表の「五つの赤い風船」の曲ですが、合唱曲としても教科書に掲載されたりして有名です。 コロナ禍でも良くリクエストされましたが、歌詞が日本の国の応援歌の様に聞こえるからでしょうか?

 18曲目は奥様より「家族になろうよ」 CMで人気の出た福山雅治の素敵な曲ですが、久しぶりのリクエストで勉強不足でした🙇‍♀️

 19曲目は近頃常連になって下さった女性客から「異邦人」 昭和の名曲シリーズでは必ず上位に来るヒット曲です。 今日は歌声お初のご友人を伴ってのご参加でありがたいことです。

 20曲目はそのご友人から「銀色の道」 この曲は歌声サロンでは良くリクエストされる曲なのでナイス選曲でした。 後で感想を伺ったところ「とても楽しかったです。」とのことで嬉しい限りです。

 21曲目は「花は咲く」 私の高校の同級生からです。 彼女はこれまでにも度々歌声に参加してくれていますが、この歌は必ずリクエストされる大のお気に入りです。 東日本大震災の復興ソングとして作られ、後世に歌い継がれるべき1曲です。

 22曲目も同じく高校の同級生より「糸」 今や日本のスタンダードを代表する中島みゆきの珠玉の1曲。 人と人の出合いを歌っていますが、今日集まって下さった皆さんとの縁(えにし)も感じられますね。

 23曲目は、以前よく参加してくれていたこちらも高校の同級生より「秋止符」 彼女はアリスのファンですから、この選曲は納得の1曲です。 谷村新司さんの逝去もまだ信じられない思いですが、この美しい曲はこの先もずっと歌い続けていきたいと思います。

 24曲目は、この同級生と一緒に来て下さった女性客より「学生街の喫茶店」 1972年リリースのガロの大ヒット曲です。 作曲は、テレビゲームソフト『ドラゴンクエストシリーズ』のゲーム音楽を手がけたすぎやまこういち氏。 ガロが紅白出場の際にはこの曲の指揮も担いました。 この曲の間奏で奏でられる楽器は「コールアングレ」と言う物で、「イングリッシュホルン」「アルトオーボエ」とも呼ばれる楽器だそうです。

 ここまで24曲のリクエストを歌ってきましたが、25人目は、お客様としてひっそり参加の男性。 何を隠そう歌声サロン「ラウム」の創設者、池辺御大です(*≧∀≦*)
ピアニストの弾く「ラウムの歌」をBGMに、この12月で米寿を迎えるとはとても思えない、ウィットに富んだ話しぶりでご挨拶。 来年1月12日に、伏見の高年大学鯱城学園の大ホールで開かれる「懐かしの歌のおくりもの」の宣伝も。こちらは定員750名。入場無料なので、皆さま是非ご参加下さい。
 
 さて25曲目は池辺御大より「私は熊本出身なので、、」と話され、「耳をすましてごらん」をリクエスト。 これは1972年のNHK連続テレビ小説(いわゆる朝ドラ)「藍より青く」の主題歌で、このドラマは熊本県の天草が舞台でした。

 25名のお客様全てからリクエスト頂くことができ、初の「出張歌声」も無事に終えることができました。 ご参加下さった皆さん、本当にありがとうございました(╹◡╹)
 
 ただ歌を歌うだけのサロンではありますが、歌の持つパワーが心身を元気にしてくれると思います。 
 まだまだ歌い足りないと感じた方々もいらっしゃるのでは? そんな方は是非、伏見の短歌会館に歌いにいらして下さい♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪

 出張歌声も機会がありましたらまたチャレンジしたいと思いますので、その時はどうぞご参加よろしくお願い致します。

神田陽子



 
Template Design: © 2007 Envy Inc.